CAの副業にもおすすめ!私が2か月でテーブルスタイル茶道の講師になった理由と方法
副業解禁するエアラインが増えているものの、制限が多かったり、何をして良いか分からないと悩まれているCAさんが多いのが現状です。そこで今回は、CAとして培ったスキルを活かせる上、CAのキャリアにも活かせる、現役・元CAにもぴったりな副業として、テーブルスタイル茶道の講師のお仕事をご紹介します。
現役CA時代に知っておきたかった!テーブルスタイル茶道の講師
副業解禁するエアラインが増えているものの、制限が多かったり、何をして良いか分からないと悩まれているCAさんの話をよく耳にします。
CAのスキルを活かせて、収入だけでなく自信やスキルアップ、人生の充実をも望める副業があったらやってみたいと思いませんか?
私は今年の2月にテーブルスタイル茶道の講師になりました。その直後に4か月ほど海外留学をしていたため、帰国後の8月から本格的に講師活動をスタートしたばかりです。
このキャリアを始めてから、講師として必要なことは実はCA時代に身につけていたものが多いと気が付きました。
現役CA時代に知っていたらよかったと思うほどです。
現在副業を探している現役・元CAさんに是非お勧めしたいと思い、私の講師活動についてご紹介させて頂きます。
テーブルスタイル茶道とは?
テーブルスタイル茶道とは、テーブルで行うため、正座をする必要が全くない茶道です。
お盆、またはテーブルマットの上で、抹茶碗や茶筅などの必要な道具を揃え、ポットにお湯を用意すればもう、準備はOKです。
これなら、一人暮らしのマンションやホテルなど、いつでもどこでも茶道の世界に入れます。
そして、茶道で最も大切なことは、心を整えることです。
心を整えることができてはじめて、季節の移ろいに感動したり、おもてなしの心に気付いて感謝したり、一期一会の茶会を楽しむことができるからです。
テーブルスタイル茶道講師になるには?
通常茶道を教える立場になるには、何年も通ったお教室でお免状を取る必要があります。その許可はお教室の先生によるものなので、入門してから何十年もかかるケースもあります。
しかし私も所属している「テーブルスタイル茶道椿の会」では、テキストやDVDを使ってオンラインでも学ぶことができます。
そして認定講師養成講座は、テキストの読み合わせや、お点前の練習、最後に一通りのお点前ができるかどうかの試験があり、それにクリアした時点で講師になることができます。
日程は講師との調整次第ですが、早い人は2~3日という短い期間で認定講師になることもできるのです。
実際には、一年間を通して季節の行事や花など学び続けることがたくさんあるので、講師になってから本当の勉強がスタートするという側面もあります。
しかし、自身も講師としての活動があるということは、アウトプットありきの学びがあり、かなり効率よく知識を習得できます。
講師になってからは、毎週のテキスト勉強会や毎月の茶教勉強会にオンラインで参加できるなど、常に知識をアップデートする環境は整っています。
私はCA時代、サービスに正解はなく、常に自問自答するのが時々苦しいと感じたこともあったので、このように学びあえる環境に身を置けることが今はありがたいと感じております。
CAのスキルを茶道講師に活かせるポイント
CAの経験を茶道講師に活かすポイントとしては、美しい所作が挙げられます。
無駄な音を立てない、常に両手で丁寧に物を扱う、ということはCAは新人時代から徹底されますが、茶道でもまさに求められるスキルです。
また、どんな世代の方とも会話を弾ませることができるコミュニケーションスキルも、とても役に立ちます。
私も実際に、お子様とご参加を希望されたお客様がきっかけで、親子茶道体験会という活動も始めることができました。
さらに、和室とは違って、すべてが整っていないテーブルでの茶道でも、季節感やおもてなしの心を感じてもらうために、旬の和菓子を選んだり、テーブルコーディネートで演出したりといった臨機応変な対応力も、CAならではのスキルだと感じています。