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CAの採用がない時はどうすればいい?就職氷河期に苦しみCAの夢を叶えた私の経験談 (2/2ページ)

Chie

新型コロナウイルスの影響で、就職活動に苦戦を強いられている方が多いかもしれません。 私自身、就職氷河期に先の見えない不安の中就活を経験しました。今の就活生と立場は異なるかもしれませんが、私の経験から何か前向きなヒントを受け取って頂けると幸いです。



チャンスが来たらすぐに飛びつける力を身につける

CAの募集はいつ出るか分かりません。

先の見えない状況で努力し続けるのは大変かもしれませんが、先を見据えて今自分にできることは何かと考えて行動すればいざ採用が出た時も、焦らずにどっしり構えて挑戦できると思います。


私が行っていたことは主に以下の2つです。



1、英語力の向上
会社員として働きながらも、週末や平日仕事後の時間に英会話教室に通いスピーキング力の向上に努めていました。


またTOEICの点数アップの為にも、通勤中にリスニング力を鍛えるなどスキマ時間を活用して勉強していました。



元々、日本の航空会社を志望していましたが、なかなか採用が再開されなかった為、外資系の航空会社に挑戦する事にしました。


英語での試験がほとんどである外資系の面接募集が出た時に、すぐにそのチャンスに飛びつくことが出来たのは、日々英語力向上の努力をしていたからだと思います。




2、日々の仕事や生活の中でネタ探しをする

既卒面接では、新卒と時と比べ社会人としての働く姿や中身を見られるため、小手先では通用しない質問が多く問われます。


元気さや誠実な態度などはもちろんですが、それだけでは通用しないのも既卒ならではです。


逆に、どんな職種に就いていたとしても、その場所で仕事に対して真摯に向き合っていれば面接官にその気持ちが届くと言えます。


どんな仕事であっても、必ず仲間や誰かのためになる仕事をしているはずです。

コピーを取る一つにしても、誰の為に、何の為にしているのか考えてみることで、細やかな気付きや気遣いが生まれます。


また、日常生活の中でも、例えば「外国人観光客の方の道案内をして喜んでもらった」など、誰かに喜ばれるような行動を積極的にしてみるのも良いでしょう。


日々、面接で使えそうなエピソードを探すつもりで生活をすると、生活にハリが生まれてきます。



CAを目指している方へ

ここ数十年を振り返っても、CAの採用がなくなった時期は何度かあります。

新卒では採用がなかったけど、何年かかってでも目指し続け、CAになった人は周りにも沢山います。


CAだけを目指してきた方にとっては、本当に辛い時期かと思いますが、CA以外の道を一旦は考えせざるを得ない状況に置かれたことで、もっと他にやりたいと思う仕事に出会うかもしれませんし、何年かかってもやっぱりCAになりたいと思うかもしれません。


綺麗事に聞こえてしまうかもしれませんが、「採用が無いから何もできない」のではなく、採用がなくなってしまった今だからこそ、自分にできる事を考え、視野を広げてCAの道以外でも力をつけていくことが大切だと思います。


その経験は必ず武器になるし、無駄な経験は何一つないと、今改めて思います。


皆様に幸運が訪れますことを、心よりお祈りしています。


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