「初対面での会話が苦手」を克服!元CAが今も実践する好印象会話術とは (2/2ページ)
話が弾まなかったらどうしよう、嫌われたらいやだな、など様々な不安要素がある初対面での会話。初対面の人と話すのが得意ではなかった筆者ですが、CAの仕事によって、今では出会いが楽しみで仕方ない程になりました。ここでは筆者を変えた3つの好印象会話術をご紹介します。
3. 会話を広げるタネをまく
毎日、一期一会の出会いがある客室乗務員。
機内で忙しくみえる客室乗務員ですが、長距離路線ではお客様と会話を楽しむこともあります。
初対面の人には、何を会話の糸口とすれば良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。
筆者は会話を広げるために意識していることが2つあります。
・視覚から得られる前情報をよく観察する
・相手に興味をもって質問をする
視覚情報から得られることは意外と多いです。
たとえば、服装や持ち物から、目的地に何をしに行くのか、どれくらい滞在するのかなどの情報が推測できますし、機内での動きを見ることで、何に興味があるのかを観察できます。
すると、相手が欲しい情報が何なのかを考えながら話の糸口を掴んで行くことができるのです。
もうひとつ、相手に興味を持って質問するというのも非常に役に立ちます。
興味を持ってくれていると感じると、誰しも自分の話をしやすくなりますよね。さらに自分のことであれば、気軽に返答しやすく、会話を広げるきっかけに繋がりやすいのではないでしょうか。
春は出会いの季節。素敵な出会いがたくさんあります。
同時に、ワクワクや不安が入り混じる時期です。
筆者自身も初対面の人と接するのは得意ではありませんでした。変えてくれたのが客室乗務員という仕事です。
そこで得たのが、今回ご紹介した身だしなみ、笑顔と相づち、会話のタネまきの3つのスキルです。
きっと相手に居心地がよいと感じてもらえ、自分も相手も楽しい時間を過ごすことができるはずです。