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キャビンアテンダントが効率良いのはなぜ?要領の悪さを克服したCAが解説! (2/2ページ)

Y.H

もともと要領が悪かった筆者ですが、キャビンアテンダントとして働くようになってから効率が良くなりました。ここでは飛行機という特殊な環境で働くからこそ身につく効率アップのエッセンスを3つご紹介いたします。


3. 「動線の有効活用」で効率アップ

CAとして働く中で、自然と身に付いた癖が「動線を有効活用する」ということ。


CAの方なら誰しも「あるある!」と思っていただけはずです。



動線の有効活用とは、移動するついでに他にできることをいくつも考えて一緒にやってしまうということです。



例えば後方から前方のCAに渡すものがありキャビンを歩いていく際に、その途中でお客様のシートベルト着用状況を確認しながら、さらにお子様に絵本を貸し出ししていく、というような形です。



これは狭い機内で何度もバタバタ行ったり来たりを繰り返すのはお客様のくつろぎの妨げになるという、飛行機特有の環境も影響しています。


更に、CAは必ずチームで仕事をするため、1人だけで動くのではなく、全員で良いチームワークを築いてこそ初めて最大限のパフォーマンスが生まれます。



他のCAが今やっていること、今いる位置なども考慮してうまく役割を分担させることも動線の有効活用に繋がります。




動線の有効活用は家庭でも活かせる!


また筆者の場合、子育て中のママでもあるので、それが家庭でも応用できています。


今いる場所でついでにできることはなんだろう?と常に考える癖がつきました。


小さい子供の育児をしていると自由に動ける時間は限られてきますし、子供といると突破的に増える仕事の連続。


計画通りにいくことなんてほとんどないという状況になりますので、できる時にまとめてやってしまわないと!という心境になります。



おそらく多くのママさんがこのような状況から動線の有効活用というのが自然に身についているのではないでしょうか?



私の場合、CAと子育ての相乗効果でかなり脳が鍛えられ、子供がいない時より動きは良くなったのではないかと感じています。




CAは潰しがきかない!?

限られた時間の中で多くのタスクをこなさなければいけないCA。


その中で、効率よく動くこと、時間を無駄にせず最短でできるやり方を工夫し、仕事のパフォーマンスを上げる能力を身に付けていきます。


実際にCA同士で集まって何か共同作業をする時でも、自然と役割分担をしていて、スムーズに進むことが多いです。


CAは潰しがきかない職業とよく言われますが、今後もし違う職種に転職をした場合でもこれらはどのような職業でも活かすことができる普遍的なスキルだと思います。



以上、ほんの一部ですが、CAになって身に付いたスキルをご紹介させていただきました。


CAの仕事を理解する上で参考になれば嬉しいです。



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