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え?これって普通じゃなかったの?当たり前じゃなかったCA経験者あるある3つのエピソード

藤原 絵里

CA経験者にとって当たり前のことが実は当たり前ではなかった、なんてことが多々あります。今回はそんなCAあるあるの3つのエピソードをご紹介します。

CAにしか通じない常識があった!?

移動することが仕事という、少し特殊な職業のCA。

当たり前と思っていたことが、実は驚かれたりすることもしばしば。

今回は、そんな筆者も普通だと思っていてそれがCAだけだと知って驚いた、ちょっと変わったCAの常識を3つご紹介します。




その1 フットワークが異様に軽い

友人の現役CAと夕食の約束をしていたら、飛行機の遅延で30分遅刻してしまうとのこと。

事情を聞くと、お休みでジンギスカンが食べたかったから、北海道でランチをしてきたようです。


または、「明日急にお休みになったから会える?」と、今は宮城に住んでいる元同期に連絡すると、「今、クアラルンプールなの!来週帰る!」と、国内にいないこともしばしば。


ある日は、今は千葉に住む元後輩(現役CA)と翌々日にランチをすることになり、せっかくなので元同期や元後輩に連絡すると、大阪(現役CA)、東京(現役CA)、福岡、石川、シンガポール、から集まってくれました。


いかがでしょうか。

いかにCAたちが場所を問わずに行動しているかが分かるかと思います。


現役時代は海外ベースだったので、お休みが合えば、イタリアにパスタを食べに行ったり、エジプトにプラミッドを見に行ったり、ドバイにショッピングに行ったり。


職業柄飛行機に乗れるということもありますが、友達に会うにもおいしいグルメを堪能するにも軽々と国境を越えようとするのがCAなのかもしれません。




その2 すぐに謝って教えてもらう姿勢

航空会社を退職した後、一般企業で社長秘書の職についた筆者。

もちろん、分からないことが山ほどありました。


「申し訳ありません、もう一度説明していただけますか?」

「それはこういうことですか?」

「〇〇ということは、××ということでもありますか?」


たくさんの質問をしました。

自分の言葉に言い換えて、理解できているのかをしっかり確認しました。

というのも、CAの仕事は人の命を預かる仕事。どんな小さなミスも許されません。

訓練中は、どんなに講師の話が途中でも、自分以外全員が理解していても、少しでも疑問に思ったことは絶対にそのままにしません。

そこに、経験やプライドがなく、どんな場合でも素直に教えてもらう姿勢はCA経験者に共通する部分かもしれません。

また、その姿勢は、次にどんな職業に就いても活かすことができています。


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