華やかな笑顔の裏に隠されているCA(客室乗務員)の実は大変な場面5選
CAのお仕事は世界中に行ける華やかなお仕事と思われがちですが、意外に大変なことも。今回は笑顔の裏に隠されたCAの苦労を少しだけお話します。
実は華やかなだけじゃない?CAが直面する苦労
CAと言うと、いつも笑顔で、世界中を旅するとっても華やかな仕事というイメージがありませんか?
筆者も、CAになる前はそんな毎日を想像していました。
しかし、実際は大変なことの連続。
もちろん、その苦労があってもやりがいのある素晴らしいお仕事ですし、大変なのはCAだけではなく、どんな仕事においても大変なことの連続です。
今回は、CAの笑顔に隠された苦労をほんの少しだけお話します。
トラブル対応
天候不良によるお客さまの安全のための飛行機の遅延や、CAではどうすることもない機材トラブルや機内エンターテイメントの故障。
時には、乗り換え前のCAやグランドスタッフ、予約係へのクレームの対応も。
実は、CAが機内で謝罪する機会はとてもたくさんあります。
長距離フライトならたっぷり時間があるので、お客さまとしっかり向き合ってできる限りの対応をします。
目標は、機内で解決、笑顔になっていただくことです。
短距離フライトですと、お客さまのクレームを伺うだけで何もできないことも。
そんな時は、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
安全は抜かりなく!緊張の連続
CAはサービス要員である前に、保安要員です。
いつ何時、どんなトラブルがあるか分かりません。
フライト前のブリーフィング(ミーティング)では、毎回、保安要員として乗務できるレベルの知識を持っているか、口頭でテストがあります。
乗務しても、音や臭い、お客さまの様子に常に気を配り、もしものトラブルに備えています。
常に、今日のフライトも安全であるように、と緊張感を持ってフライトに臨んでいます。
どんな時も仕事中心
お休みの日でも翌日にフライトがあれば、飲酒の時間を逆算したり、ニンニク料理は控えたり。
フライトでの行先を考えて、時差で疲れないよう生活リズムを少しずつステイ先に合わせて、お休みでも外出を控えたりと、体調コントロールも欠かせません。
ステイ先でも同じです。
帰りのフライトを考えて、外出は控えてお昼寝をして時差調整をするのも仕事のうち。
こんな風に、生活の全てがフライト中心になります。
恋人とお休みが一緒でも、翌日のフライトを考えて食事を決めたり、明るいうちに帰宅したり。
意外かもしれませんが、仕事中心の生活なんですよ。