あなたに会いたい!と思わせるエントリーシートへの一工夫
面接に呼ばれるためにはエントリーシートをしっかり仕上げることが大切。エントリーシートはあなた自身です。会いたいと思われるエントリーシートを完成させるための一工夫を伝授します。
会いたいと思わせるエントリーシート
どんなに魅力的な人でも、面接に呼ばれ、自己アピールができなければCAにはなれません。
そのためには、「会ってみたい!」と思わせる魅力的なエントリーシートが必要です。
航空会社に入社するためには、履歴書に代わって、エントリーシートに必要事項を記入して送付する場合が多いです。
今回は、そのエントリーシートに効かせる小技をご紹介します。
写真に一工夫
CA受験が一般企業と一番違うところは、写真だと言えます。
顔写真の他に、全身写真が必要になります。
背景に指定のある会社がありますので、その場合はきちんと従って撮りましょう。
スタジオ撮影禁止、背景はブルーかグレーのみ、膝下、肘下が見える服装で、眉毛、耳をはっきり見せてなど、細かく決まりのある場合がありますので、募集要項をしっかり読みましょう。
指定のない場合、国内の会社ならば、膝丈ワンピースやアンサンブルニットにスカートと言ったコンサバティブな服装で、屋外の自然光の下、家族や友人などに撮ってもらったナチュラルな写真がおすすめです。
外資系ならば、絶対にスタジオ撮影です!
海外では記念日などにスタジオで写真を撮ることは一般的ですので、屋外で撮影したものは非常識と思われてしまう可能性があります。
わたしが工夫したのは、背景の色をその会社のカラーに合わせること。
ブルーやグレーが一般的ですが、余裕があればぜひお試しください。
顔写真は、エントリーシートの指定された場所にのりや両面テープなどで貼りつける必要があります。
万が一はがれてしまった時のことを考えて、必ず裏に名前とエントリー番号(受験番号)を書くようにしましょう。
貼りつけない全身写真にも書いておくとベターです。
(航空会社によっては貼り付ける場合もあります。)
封筒や書類の順番に一工夫
エントリーシートはA4サイズ(または、広げてA3サイズ、折りたたんでA4サイズ)のことが多いです。
特に会社から指定のない時は、A4サイズの封筒に、クリアファイルに書類を揃えて、左上をクリップでとめましょう。
会社によってはクリップではなく、ホチキスでとめるよう指示のある場合などもあります。
雨などで濡れてしまうかもしれない可能性を考えて、必ずクリアファイルに入れましょう。
茶色い封筒より、透けないしっかりとした白色の封筒が好ましいと思います。
宛名は油性ペンで書き、中や裏に滲まないように注意しましょう。
書類を封筒から出した時、一番最初に目に入るように、全身写真は一番上に。
封筒に入れる時は、封筒の表面(宛名面)とエントリーシートの表面(写真が貼られている面)を揃えて入れましょう。
カバーレター(添え状)を添えて一工夫
カバーレターとは、「誰が」「誰に」「何を」送るのか、つまり「郵送書類の概要が一目で分かる紙」のこと。
外資系ならタイプしたものを、日系なら手書きのものが理想的でしょう。
字からも、人となりが伝わります。
万が一入れ忘れても、必須ではないので大丈夫です。
ただ、この紙一枚で、ビジネスマナーを知っている、礼儀正しい、気配りができる、など好印象を与えられると思いますよ。
どれもCAとして働くのに必要な大切な部分ですね。