今年はどこの国で新年を迎えるの!?ミステリーツアーなCAの年越し事情
毎年11月になると、CA達はソワソワし始めます。それは、月末にスケジュールがでるまで、どこの国で新年を迎えるかか分からないから!世界を飛び回るそんなCA達のどきどきワクワクの年越し事情をお伝えします。
CA達のお正月
3連休も終わり、本格的な仕事始めの週となりました。
皆様は、年末年始どちらでどのように過ごされましたか?
私は、久しぶりに、地元湘南でのんびりと過ごすことができました!
しかし、CA現役時代は、こんなにのんびりと過ごすことなんて考えられませんでした。
なぜなら、自分がお正月にどこの国に居るのかは、スケジューラーのみぞ知る!だったからです。
そんな、ちょっぴりミステリーツアーのようなCAの年越しからお正月事情をお話します。
年越しそばはローマでカップ麺!?
私がまだジュニアの頃、大晦日からお正月にかけてローマ線のフライトが入りました。
その時は、同乗CAみんな一緒に、ホテルのCREW ROOM(各国の航空会社のCREWたちが自由に利用できるラウンジのような場所)で、衛星テレビに映る行く年来る年を見ながら、カップのお蕎麦を頂きました。
ポットのお湯を注いでいると、他国のCA達が興味津々で集まってきたので「日本のtraditional foodです」と説明すると、とっても興味を持ってもらえました。
また、他国の番組に比べて、日本の年越し番組はとっても厳かだと気づかされました。
当たり前だと思っている日本の風景が、とても新鮮に感じられたことを覚えています。
機内での年越しはとても晴れやか
また、ある年は、ホノルル行きの機内で新しい年を迎えました。
年越しからお正月にかけての機内は、ワクワクした雰囲気に包まれています。
キャプテンが機内の様子を確認したのちに、アナウンスにて「あけましておめでとうございます。日本はただいま新年を迎えました。」というご挨拶を行い、その後CA達がにこやかに、お屠蘇をお配りします。
これは、日系航空会社だけなのかもしれませんが、飛行機全体が晴れがましい気持ちに包まれ、サービスする側もとてもハッピーな気分で新年を迎えることができました。