スマートに使いこなすには?キャリーケース利用時のマナー (2/2ページ)
旅行や出張のお供に欠かせないキャリーケース。重い荷物も直接持たなくていいので便利ですよね。しかし、キャリーケースのマナーが問われています。CAも実践しているキャリーケースをスマートに使いこなすマナーをお話します。
機内ではキャリーケースは引かない方がベター
ボーディング時、小さなキャリーケースだと引いたままボーディングされる方も多いかともいます。
しかし、狭い通路でキャリーケースを引くとアームレストにガンガン当たったり、座っている方の足に当たってしまうことも。
実際に先に搭乗されていた方から、「後から乗ってくる人のキャリーケースに足を引かれた」とクレームを受けることもしばしばありました。
当たった・当たっていないというお客様同士のトラブルは意外と大きくなることもあります。
それを避けるためにも、ボーディング時はキャリーケースは持って搭乗する方がベターと言えますね。
収納時のタイヤの向きに注意
機内でキャリーケースを収納する場合に気を付けたいのが、収納の向きです。
例えば、2輪の小さいキャリーケースであれば、777の窓側の上の棚の場合、縦収納ができます。
縦の方が幅を取らないので、他の方の収納スペースを奪うこともありません。
横向きに収納する場合は、なるべく他の方のお手荷物に自分のキャリーケースのタイヤが当たらないような向きを心がけたいですね。
キャリーケースのタイヤで他の方のお手荷物を汚してしまうと、そちらもトラブルの元になります。
上の棚は共有スペースです。
自分のキャリーケースだけが収納できればいいという気持ちではなく、誰もが心地良く使えるような心がけを持ちたいですよね。
キャリーケースと一緒にマナーも携帯
使い勝手が良いキャリーケースですが、実際トラブルに発展しやすい側面も持っています。
駅や空港でも、キャリーケースの利用マナーを訴えるポスターを見かけることも多いですよね。
常に周りのことを考え、マナーを守って利用することを心がけたいですね。
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