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出社から機内への移動まで!CAがフライト前に行う大事なお仕事の様子

藤原 絵里

CAはフライト前にも大事なお仕事をこなしています。出社からブリーフィングまで、フライトの情報を共有し、安全について確認し、万全の態勢でお客様をお出迎えする準備をしています。そんなCAの見えない部分のお仕事をご紹介します。

CAのお仕事はどこからスタート?

お客様として搭乗すると、CAに一番最初に会うのは機内。

しかし、CAは機内でお客様をお出迎えするもっともっと前からお仕事が始まっています。

CAの出社から機内搭乗まで、皆様の知らないお仕事の裏側をご紹介します。





出社は時間の余裕を持って

フライトの1時間から1時間半前に出社します。

もし9時発のフライトだったら、7時30分には出社するということ。

CAの仕事はフライトに向けて準備することが多いので、このように意外と早くみんな出社しています。

私の勤めていた会社では、出社時間に合わせ、寮にバスを用意してくれていたので、時間に合わせてバスに乗るだけ。

制服も寮から着ていきます。





タイムカードで出社管理

IDカードを端末にかざすタイプのタイムカードで出社管理をしています。

IDをかざすと、その日のフライト情報が端末に表示されます。

その時、急にスケジュールが変わっていることもしばしば!?


実は、新人の頃は、スケジュールを見てもどこに飛ぶのか分からないこともあります。

なぜなら、スケジュールには、行先がスリーレターコードで表示されているから。

KIX、LHR、MNL、CDG、IST、等々……行先、分かりますか?

出社前に少し早起きして、

・その日のフライト先
・ベースとの時差
・現地の気候
・空港の名前
・宿泊先情報

等を予習することが日課でした。





出社したらブリーフィングルームへ

各部屋のドアに、スリーレターコードとフライト番号の表示があり自分のフライトのお部屋に入ります。

1時間差で同じ行先に飛び立つフライト等もあるので、自分のフライト番号をしっかり確認しないと大変なことに。


チーフパーサーは早く来ています。

ホワイトボードと椅子が並ぶブリーフィングルームで、ほとんどのパーサーは、ホワイトボードにフライト情報を書きながら待っています。

一緒に働く同僚同士、第一印象は大切。

元気に挨拶をしながら入室します。


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