人見知りなのが不安?実は人見知りでもCAの仕事ができる理由
毎日沢山の方とお会いして、お話をする機会のあるCA。人見知りだなんて信じられない!と思われるかもしれませんが、実は人見知りでもCAにはなれるのです。
CAは毎日がはじめまして
フライトのメンバーはほとんど、毎回がはじめまして。
フライト前にブリーフィング(ミーティング)でCA同士、自己紹介をします。
名前と出身地くらいの自己紹介です。
大きな機材だと10名以上になるので、全員の名前を覚えることが大変!
特に、外国の名前は難しかったです。
わたしは藤原なのですが、「Fujiyama(富士山)」「japanese doll(日本人形)」と呼ばれました。
eriと言う名前の方が簡単な気がしましたが……。
こんなに初めましての機会が多いCA。
きっと人見知りせず、気さくな人が多いんだなぁと思いますよね?
実はそんなことはありません。
CAでも人見知りな人はたくさんいます!
人見知りでもCAの仕事ができる秘密は、「はじめまして」にあります。
機長さんとはじめまして
フライトメンバーと初めましての挨拶をした後は、機長さんとはじめましてのご挨拶。
通常は、機長と副機長の2人。
長いフライトや訓練生がいる場合は、3人から4人になります。
こちらも、名前を覚えるのが大変です。
コックピットを担当する場合は、コーヒーなのか紅茶なのか、ブラックなのかお砂糖やミルクが必要なのか、などお飲み物の好みを覚えなくてはならず、名前に加えてお好みまで!と頭の中はパニック状態です。
地上職員さんとはじめまして
飛行機に移動して準備を始める前に、地上職員さんとはじめまして。
自分たちの基地などの頻繁に使う空港だと、顔見知りのスタッフさんも増えてきますが、時間帯やシフトがずれると、やっぱりはじめましてが多くなります。
地上職員さんからは、その日のお客さまの情報をしっかり引き継ぎます。
お客様搭乗まで時間がタイトなこともあり、自己紹介をする暇もないことも。