今年こそ美人を作る生活にチェンジ!睡眠不足、運動不足を無理なく改善する3つのコツ
規則正しい生活に良質の睡眠、適度な運動など、生活習慣を整えることは健康で美しくなるための第一歩。不規則な生活を送っていた国際線CA時代から実践している、忙しくても生活リズムを整えるコツをご紹介いたします。
美人は生活習慣から作られる
早寝早起、良質の睡眠、適度な運動……。
美人は生活習慣から作られるといっても過言ではありません。
そうは言っても、忙しい現代人にとって、そんな絵に描いたような理想的な生活を送ることは難しいですよね。
世界各国にフライトをしているCAも、時差や不規則な生活があたりまえ。
入社当時は、こんな生活をしていたら身体はどうなってしまうのだろうと、心底心配になりました。
しかし、実際何年もフライトしているCAの先輩方は、年齢よりもずっと若く見え、肌も綺麗で風邪もひかず元気。
不規則な生活でも工夫次第で生活リズムを整えることは可能なのです。
今回は、筆者がそんなCA時代から実践している、生活リズムの整え方をご紹介いたします。
睡眠時間を確保する逆算生活
仕事に家事にプライベートにと、やりたいこと、やらなければならないことは終わりがないのが現代人。
流されるままに生活していると、犠牲になるのはだいたい睡眠時間。
気づけばいつも寝不足という事態になってしまいます。
不規則な生活を送るCAにとって、何よりも大切なのが睡眠時間の確保。
そのために、CA達が行っているのが逆算生活です。
CAは毎回フライトが違うので、毎日出社時間が違います。
そのため毎回出発時間、起床時間に合わせて、逆算して就寝時間を設定しています。
これによって不規則な中でも適度な睡眠をキープできているのです。
例えば、朝6:00に起きたくて、睡眠時間を7時間取りたい場合、夜23:00には就寝したいですよね。
入浴後1時間後くらいから、入浴によって上昇した体温が下がってきて眠りにつきやすくなると言われているので、22:00頃お風呂から上がっていれば良いという計算に。
そのためには21:30頃には入浴スタートしたいですよね。
このような感じで逆算していけば、夜ダラダラとテレビを見たり、ネットサーフィンしたりということも防げるはずです。
朝の光、夜の光を調整する
生活リズムを整えるうえで、有効活用したいのが「光」。
CA時代、時差で昼間眠くて仕方ないときでも、サンサンと降り注ぐ太陽の光を浴びてしまうと眠れなくなってしまうということがよくありました。
その理由は、眠気を誘う快眠ホルモン「メラトニン」にあります。
強い光を浴びると分泌が抑制される性質があるメラトニンは、朝になり明るい太陽の光を浴びると分泌が止まり、その14~16時間後にまた分泌され眠気を誘うと言われています。
先ほどの例では、身体はとても疲れていたにもかかわらず、明るい太陽の光を浴びてしまったため、眠ることができなくなってしまったと考えられます。
逆に言えば、その光のチカラを利用することで、生活リズムを整えることも可能といえます。
朝はカーテンをあけ太陽の光を取り込み、意識的に明るい光を浴びましょう。
朝日で自然と目覚めるように、あえてカーテンの隙間をあけておくのもおすすめです。
冬場など日の出前に起床するときは、部屋の照明を明るくするのも手です。
逆に夜は間接照明に切り替えゆったりと過ごし、メラトニンの分泌を促してあげましょう。
21時を過ぎてから帰宅する方は、可能であれば明るい電気を付けずに間接照明を付けるのを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
そしてスマートフォンやPCなどのブルーライトは特に強い光なので、快眠の大敵。
筆者はお風呂に入る時にスマートフォンを充電スポットで充電し、その後は見ないようにしています。