なんにもないとは言わせません!現役CAが教える、次の休暇で訪れたくなる知られざる滋賀県の魅力10選
みなさんは滋賀県と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか? どこにあるのかわからない・・・なにがあるのかよく知らない・・・そんな声をよく耳にしますが、今回は地元出身の現役CAマイが、滋賀県の魅力をご紹介いたします☆
まずは簡単に基本情報から・・・
滋賀県は日本一大きな湖・琵琶湖を持ち、東海道・中山道・北陸道が合流する古代・中世から交通における重要拠点でした。
そのため「近江を制する者は天下を制す」と、度々戦乱の舞台ともなりました。
地理的に重要な場所であったことから、県全土に歴史・文化的資源が豊富に存在する土地なのです。
そんな滋賀県でぜひ訪れたい、歴史と文化を感じられるスポットを滋賀県出身の現役CAマイがご紹介します。
1.比叡山延暦寺 大津市坂本本町
伝教大師最澄が788年に創建した天台宗の総本山で、1994年に世界遺産に登録されました。
日本仏教の各宗各派の開祖を育み、日本仏教の代表的な聖地として親しまれています。
比叡山中に約150もの寺域を構え、比叡山の山上にある根本中堂を中心とし、釈迦堂、横川中堂と、東海道自然歩道を歩きながら参詣することができます。
また、この根本中堂には1200年灯り続けている「不滅の法灯」があります。
秋には約2000本を超えるモミジが紅葉し、美しい色合いを楽しむことができますよ。
2.三井寺 大津市園城寺町
1300年以上の歴史を持つ天台寺門宗の総本山で、10件の国宝と42件の重要文化財といった数多くの仏像や絵画、彫刻などが建ちならびます。
三井寺の仏像は通常公開されない秘仏が多く、なかでも金堂本尊の弥勒菩薩像は一度も公開されたことがなく、その姿は謎に包まれたままとなっています。
また、寺院内には日本でも有数の奈良時代の古鐘があります。
これは弁慶が山上から谷底へ投げ捨てたと言い伝えられる「弁慶の引き摺り鐘」と呼ばれているもので、投げ捨てた際に出来たとされる擦り傷やひびなどが見られます。
歴史に想いを馳せながら鑑賞してみると、味わいが増すはずです。
3.石山寺 大津市石山寺
西国三十三ヶ所のひとつで、花の寺としても知られています。
本堂は硅灰石という巨大な岩盤の上に建っており、聖徳太子の念持仏である如意輪観音が祀られています。
また、石山寺は紫式部が源氏物語を書いたことでも有名なお寺で、ここを訪れた際に物語の着想を得たと言われています。
本堂と礼堂をつなぐ相の間には「源氏の間」と呼ばれる部屋があります。
時代を超えて人気のある源氏物語。
ファンの方はぜひ訪れたいスポットです。