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欧州で人気のアグリツーリズモって?東京から約1時間、栃木県大田原市のおすすめ農泊3選

清水 裕美子

ホテルではなく、農家に宿泊する「アグリツーリズモ」が近年日本でも人気が高まってきています。ここではアグリツーリズモの魅力と、東京から新幹線で約1時間で行ける、栃木県大田原市のおすすめアグリツーリズモ3選をご紹介いたします。

アグリツーリズモとは

「アグリツーリズモ」という言葉、聞いたことはありますか?

アグリツーリズモとは農家が運営するホテルのことを指します。


欧州では余暇には家族で地方に行き、一週間ほどアグリツーリズモにのんびり滞在するというのが一般的と言われています。


実際、フランス在住の筆者の友人も、余暇にはこのような過ごし方をしていると話していました。


また、CAの友人でも旅行に行く際にホテルではなく、あえてアグリツーリズモに宿泊して自然体験をするという人もいたり、近年日本でも人気が高まってきていると感じています。


ここではアグリツーリズモの魅力と、東京駅から新幹線で約1時間の栃木県大田原市のおすすめアグリツーリズモ3選をご紹介いたします。




アグリツーリズモの魅力

アグリツーリズモの魅力はなんと言っても大自然の恵みを全身で体験できること。


壮大な景色、綺麗な空気、農業体験やオーガニック食など、心にも身体にも嬉しい環境で、日頃の疲れがリフレッシュできると人気です。


また、近年子供の教育においても、知識の詰め込みではなく、実際に体験をすることが重視されるようになってきたこともあり、筆者の周りでも子供の旅育として家族旅行に自然体験を求める人が増えています。




1. 「アグリツーリズモ 江里」



アグリツーリズモ 江里では、畑でお野菜の収穫体験のほか、味噌、塩麹、醤油作り体験ができるのが魅力。
(※体験内容は時期によって変わります)


オーナーの蜂巣 覚さんは発酵食品マイスターやカレーマイスターなど、数々の資格をお持ちなので、食について色々と学びを深められそうです。



収穫したお野菜や手作りした味噌、塩麹、醤油などはお土産として持ち帰ることができるので、日常に戻ったあとも食事の度にこちらでの滞在のことを思い出すことができそうですよね。


またアグリツーリズモ 江里でのお食事は、朝は発酵食品を中心とした和食、昼は羽釜での炊飯体験、夜は市販の化学調味料は使わない食事と、健康的な食事にこだわっているところも嬉しいポイント。


1泊3食付きなので食べ盛りのお子様でも安心です。



宿泊するのは、2階建ての一軒家。一棟貸切なので子連れでも周囲に気兼ねすることなく、のびのびと過ごすことができます。


清潔感がある綺麗なお家なので、農泊が初めての方や、少し抵抗がある方でも違和感なく宿泊できるはず。




・住所:大田原市蛭田999

・料金:基本プラン1人1泊3食(夕・朝・昼食)13,000円
発酵食品(甘酒など)作り体験
・アクセス:那須塩原駅から車で約40分

・2〜5名様まで




2. アグリツーリズモ Hotel MOKUREN



優しく穏やかな岩城さんご夫妻が営む「アグリツーリズモ Hotel MOKUREN」は、今は見かけることも珍しくなった縁側付きのレトロな平屋に滞在し、昔ながらの暮らしを体験できるのが魅力。



平屋は過ごしやすくリノベーションされているので、農泊初心者でも安心です。

昔ながらのレトロなミシンが可愛いですよね。




広々とした畳でごろんとお昼寝をしたり、目の前に広がる田んぼで夕日を見ながらBBQをしたり......など自然の中で気ままに楽しむことができます。


夏にはスイカが収穫できるそうなので、縁側でスイカを食べて種を飛ばすといった昔のドラマのワンシーンのようなこともできそうです。




滞在中のお食事は、目の前の畑で収穫したばかりのオーガニック野菜や、地元の卵など新鮮な食材を使用したこだわりのもの。


お米は特別栽培米の白米か玄米かを選び、釜戸で炊いてもらえるのも嬉しいポイント。


昔ながらの薪割り体験をしたり、ピザ窯でピザを焼いたり、BBQをしたりなど、家族構成やお好みにあった過ごし方ができます。
(※事前予約が必要です)




・住所:大田原市浅香4丁目3756

・料金:1部屋1泊25,000円(土曜日泊のみ)

2連泊1部屋1泊23,000円(金土日or土日月泊のみ)
3連泊以上1部屋1泊20,000円(いつでも)

・アクセス:那須塩原駅から車で約20分

・2〜6名様まで



3. アグリツーリズモ momo farm



広大な面積の米農家の西岡 智子さん、娘の桃ちゃんが営むアグリツーリズモ momo farmは、リノベーションした納屋や築110年の蔵に泊まることができるのが魅力。




こんな歴史を感じる建物に宿泊できるなんて、貴重な体験ですよね。



朝は釜戸で炊き立ての、米農家ならではのこだわりのお米をいただくことができます。


そして夜は畑で収穫したオーガニック野菜でBBQ!


炭や調味料、食器など必要なものは全て揃っているので、お好きなお肉を事前に購入していくだけでOKです。

(※BBQの炭は事前予約が必要です)




日中はお野菜を植えたり、味噌仕込みなど自然体験ができ、お土産として持ち帰ることもできます。


シャワーは築55年の納屋のみ付いていますが、近くの源泉かけ流し温泉を体験するのがおすすめ!


加水も過熱もしない本物の「源泉かけ流し美人の湯」与一温泉のチケットが宿泊プランに付いているのも嬉しいポイントです。



・住所:大田原市花園1187-1

・料金:約1万円程度

・アクセス:那須塩原駅から車で約40分

・7名様まで




一泊二日でもリフレッシュ&パワーチャージ!

栃木県大田原市のおすすめアグリツーリズモ3選をご紹介してきましたが、気になるところがありましたか?


それぞれ魅力たっぷりなので、どれも行ってみたくなりますよね。


日本では欧州のように1週間ほどの長期休暇はなかなか取ることが難しいですが、東京からのアクセスも良く、一泊二日でも充分にリフレッシュ&パワーチャージできるのが大田原市の魅力です。


大人だけで日々の忙しさとは無縁の時間を過ごすのもよし、家族で自然や歴史に触れながら昔ながらの生活を体験するのもよし、ぜひあなたにぴったりのアグリツーリズモを体験してみてくださいね。



大田原市アグリツーリズモ公式サイト
http://ohtawaragt.co.jp/agriturismo/


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