飛騨の匠「田中建築」が作る! 安全で安心な無垢の木の家 (2/2ページ)
住む人が健康的に笑顔で心地よく暮らせる家を作りたい。そんな想いで無垢の木で作る家にこだわり続けている田中建築の家の魅力に迫りました。
独自の技術で強度はコンクリートと同格!
木の家が私たちの心と身体に良いことは想像しやすいと思いますが、心配なのはその強度ではないでしょうか。
しかし意外にも構造計算や施工をしっかり行うことにより、コンクリートと同格程度の強度が確保できるのです。
田中建築では柱の太さ、量、そして組み方に自信があるとのこと。
実際に建築中の家を見せていただいたのですが、柱の太さ、そして多さに驚きました。
一般的にはいくつかの木をボルトなどで繋ぎ合わせて作ることが多い柱も、田中建築ではすべて1本の木から作ります。
縦の柱と横の柱が交わる部分は、一方の木を削った部分にもう一方の木をはめ込み、ジョイント部分をできる限り少なくして強度を高めているのです。
さらにもうひとつ大切なのが、材木の乾燥方法。
一般的に使用されている高温乾燥器で急速に乾燥させると内部の繊維が破壊され、材木がひび割れた状態になってしまうそう(以下写真左)。
最も良いのは天然乾燥ですが、それだと伐採してから建築に使用するまでに数年かかってしまううえ、乾燥させる間も保管するための広大な敷地が必要になります。
田中建築では、できる限り自然に近い温度でじっくり時間をかけて乾燥させる常温乾燥機を使用。
この方法で乾燥させた材木の内部には、ひび割れが発生していません(以下写真右)。
ちなみに材木の表面のひび割れは目につきやすいですが、強度の点で影響はないそう。
逆に見た目では分からない内部のひび割れが、強度に重要な影響を与えてしまうのです。
自分と家族の安全と安心、健康に関わる家だからこそ、信頼できる匠に任せたいですよね。
無垢の木の家は高い?
これほど贅沢に手間をかけた無垢の木を使用した家はかなり高価なのでは? そんな心配を抱く方も多いでしょう。
田中建築では材木を一括で大量購入したり、運搬料などの中間コストを省く工夫をし、より多くの人に無垢の家の心地よさを体感してもらえるよう努力しているとのこと。
実際にお客様の多くは20~30代の若い世代だそう。
また、年月が経つと傷や汚れなどによる劣化が気になってくるものですが、無垢の木なら表面を研磨して取り去ることができます。
むしろ無垢の木は歳月とともに色味も変わり深みを増していくそうなので、その変化も楽しみですね。
無垢の木の家と共に時を刻み、健康で心地よく優しい気持ちで暮らしてほしい。
その想いは、田中建築で家を作った若い世代にも代々受け継がれていくことでしょう。