3ステップでできる!世界を飛び回るCAが実践する時差の調整法 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

3ステップでできる!世界を飛び回るCAが実践する時差の調整法

清水 裕美子

世界中を飛び回るCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)が実践する時差調整法を誰でも簡単にできる3ステップでご紹介いたします。

3ステップで時差は調整できる!

世界中の様々な都市を飛び回り不規則な生活を送るCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)。

日本時間の深夜に働き、日本時間の昼間に睡眠をとらなければならないなんてことも日常茶飯事です。

「旅行に行くと時差で夜眠れない」、「昼間眠くて使い物にならなかった」などの声もよく耳にしますが、それが日常のCAはそんなことも言っていられません。

それではCAはどのように対策を取っているのでしょうか。

ここではそんなCAが実践する時差の調整法の3ステップをご紹介いたします。




Step 1「逆算術」を身に付ける

まずは時差調整の基本的な心得からお話します。

時差対策というとまるで時差が悪者かのようになんとか闘おうとする人が多いのですが、時差はうまく飼い馴らして共存していくというイメージの方がうまくいきます。

うまく飼い馴らすためのポイントは「逆算」。

海外旅行のときは現地の時間から逆算して、日本にいるときからだんだんとその生活に体内時計を慣らしていくと、時差と仲良くなれます。

CAはこの逆算が日ごろから習慣になっているので、時差をスムーズにやり過ごすことができるのです。

ではどのように逆算して、どのように調整していけば良いのでしょうか。

Step 2からはその具体的な方法をお伝えいたします。




Step 2 到着時刻に合わせて機内での過ごし方を決める

では具体的に逆算の例を見てみましょう。逆算する際の起点は到着地の到着時の時刻です。

その逆算の結果によって機内での過ごし方を変えていきます。



到着地の到着時の時間が夜の場合

到着地が夕方~夜の場合、到着後は比較的すぐに眠らなければなりません。

機内でたっぷり睡眠をとってしまうと夜眠れなくなってしまうので、機内ではなるべく眠らないようにすることがおすすめ。

長時間に渡るフライトでどうしても眠くなってしまう場合はフライトの前半に眠るようにしましょう。



到着地の到着時の時間が昼の場合

到着地が朝や昼の場合は、到着後一日活動しなければなりません。

そのような場合は到着後に眠くなってしまわないように、機内でたっぷり睡眠をとっておくことが何よりも大切。

見たい映画などがある場合はなるべくフライトの前半で見るようにして、後半は睡眠時間にあてましょう。

次はさらに踏み込んだ上級者向けの時差調整法をお届けいたします。


次のページ:上級者向けのさらに踏み込んだ時差調整の方法

SCROLL