機内で耳が痛くなってしまったら・・・自分でできる6つの対処術
機内で耳が痛くなるのはとてもつらい体験です。事前に体調管理を試みてもうまくいかず、機内で耳が痛くなってしまった時の対処術をお教えします。
機内で耳が痛くなることって多いの?
上空を飛行する際、本来は機内でも外と同じように気圧が低くなるのですが、機内ではお客様が快適に過ごせるように気圧を調節しています。
それでも地上と比べると気圧が低くなるため、鼻が詰まっていたり風邪をひいて鼻が炎症を起こしていたりすると、耳が気圧の変化をうまく調節できずに痛みが生じることがあります。
その時の痛みは人によりますが、頭痛が伴い我慢ができないくらいの痛みという人も多いです。
機内で耳が痛いだけで済めばまだ良いのですが、ひどくなると航空性中耳炎となり、病院に行って治療が必要となる場合もあります。
CA達も例外ではなく、一度航空性中耳炎になると完治するまでの数日間はフライトすることが許されません。
今回は機内で耳の痛みを防ぐための対処術をお伝えします。
耳が痛くなるのを防ぐ対処術その1:ガムをかむ
ガムをかむことも耳の痛みの緩和に効果がありますので、鼻の調子が悪いときには機内に持ち込むことが必須です。
耳が痛くなるのは、飛行機が到着する前に高度を下げるときからです。
痛くなってからガムを噛み始めるのではなく、到着時刻を見て到着の30~40分前にかみ始める方が効果があります。
耳が痛くなるのを防ぐ対処術その2:飴をなめる
飴をなめることも、ガムをかむのと同じように効果があります。
航空会社によっては機内にあめを搭載していることもありますので、持っていくのを忘れてしまった場合にはCAに聞いてみてくださいね。
航空会社オリジナルのキャンディを試せる良い機会になるかもしれません。
耳が痛くなるのを防ぐ対処術その3:あくびをする
あくびをするように口を大きく開けたり、あごを左右に動かしてみるのも良いです。
この動きにより、耳で気圧を調節することができる場合があります。
ちょっと見た目は恥ずかしいですが、耳が痛くならないためですので、がまんしてくださいね。
耳が痛くなるのを防ぐ対処術その4:つばをのみこむ
つばを飲み込むことも効果がありますが、自分ではやりづらい場合、CAに飲み物を頼んでみてください。
飲み物を飲むことで、つばを飲み込むことと同じ効果が期待できます。
あまり多く飲み過ぎると、到着前の混み合ったお手洗いに並ばなくてはいけなくなりますので、飲み過ぎにはお気を付けくださいね。