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いよいよ夏本番!CAが経験した夏休みならではのフライトエピソード

kico

まもなく8月に入り、夏本番ですね。夏休みは飛行機に乗って帰省や旅行という方も多いのではないでしょうか?そんな夏休みに起こるフライトエピソードをお話します。

最も繁忙期!夏休みのスタート

待ちに待った夏休みがスタートですね!

この時期は、ご旅行や帰省にと飛行機で移動するお客様がぐっと増える、CAにとっても繁忙期と言えます。

夏休みはどんなお客様が増えるのか?

また、混み合う機内の中でどうやって快適に過ごすのか?

夏休みのフライトエピソードをお話します。




お母様は大変!?お子様連れのフライト

夏休みに増えるのが、お子様連れのお客様。

お父様はまだお仕事中で、お母様と小さなお子様だけでの帰省という方も多く、ご搭乗だけでもお母様がぐったりされている様子を何度も拝見しています。

ぜひ小さなお子様連れのお母様方にオススメしたいのが、優先搭乗。

航空会社によっては、小さなお子様連れのお客様は、一般のお客様に先駆けてご搭乗いただくことができます。

機内は一度ボーディングが始まってしまうと、波のように人が押し寄せてしまうので、荷物の収納もままならないことが多いですよね。

ぜひ優先搭乗でゆったりご搭乗し、すぐに使う荷物とそうでない荷物をお座席でゆっくり分けていただき、ご自分のスペースをしっかり作ってお子様とも快適にご搭乗ください。

優先搭乗の段階だと、CAもゆっくりとお客様に話しかけることができます。

お子様用のブランケットや、絵本など必要な物ものすぐにお持ちすることができるので、優先搭乗はオススメですよ。





気分は冒険!お子様一人旅

もう一つ多いのが、お子様の一人旅。

私が勤めていた航空会社では、国内線で満6歳からのお子様の一人旅のサポートをしていました。

夏休みになると、おばあちゃんのお家へお泊りに行くなど、お子様の一人旅が1フライトに10名いることも!

ボーディングゲートまでは保護者の方がお見送りできるのですが、飛行機に乗る時はもう一人。

緊張している子もいれば、一人旅を誇らしく自信ありげにしている子など様々です。

お子様は飛行機に酔いやすかったり、お手洗いに行きたくてもなかなか言い出せなかったりするので、CAは一人旅のお子様のことをフライトの間中しっかりと様子を見ています。

到着時は地上係員に引継ぎ、その後、空港にお出迎えに来てくれた方へと引き継ぎます。

お子様にとっても一人旅は一回り成長する大きな機会。

この夏休み、ぜひお子様に一人旅をさせてみませんか?

CAたちも全力でサポートします!


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