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もう戸惑わない!スマートな旅上級者は知っているチップの習慣 (2/2ページ)

羽蘭

海外旅行で直面するのが日本では馴染みのないチップ。つい忘れてしまいがちですが慣れてしまえば簡単です。チップについて学び、ぜひ楽しく快適なご旅行にしてくださいね。

チップ用の細かいお金は携帯マスト!

ホテルのドアマンやベルマンなどには、その場でさっとチップを渡すことが必要になります。

そこでいきなり大きなお金をだして「おつりをください」というわけにはいかないので、1ドルや5ドル札などを常に持ち歩いていると便利です。

タクシーを呼んでもらったときなどは、さっと渡さないと渡しそびれてしまいます。


筆者も慣れるまではどうしていいかわからなかったのですが、現地の人がタクシーに乗り込むときにさっとチップを渡すのを見て、チップ用のお金を用意しておくこととタイミングを見計らって渡すことを学びました。




失敗を重ねてチップ文化を理解

筆者がまだ新人の頃の、チップの失敗リアルエピソードをお話します。

夜遅くお腹がすいてルームサービスを頼んだのですが、翌朝のチェックアウトで追加のお会計で時間がかかって先輩をお待たせするわけにはいかないと思い、食事代金をその場でお支払いしました。


食事の代金とチップですと渡したつもりだったのですが、通じなかったようで全部をチップと思われてしまいました!

食事代金+チップの金額が全部チップだったら、チップとしては破格の金額になってしまいますね。

結果的に、翌朝のチェックアウト時はバタバタして焦ることに・・・。

今では笑い話になっています。




日本文化にはない、チップ文化。

サービス従事者にとっては、チップはサービスの対価であり、労働報酬の一部です。

日本人はチップをささやかなお心付けと理解している人も多いですが、ところ変われば文化や習慣も変わります。

サービスを受けたらその対価としてふさわしいチップをスマートに渡しましょう。

チップ文化の理解を深め、次の海外旅行がより楽しいものになりますように!

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