河村隆一と青木さやかが登壇!肺がん検診の重要性を訴える


2025年3月19日、アストラゼネカが主催する肺がん検診啓発イベント「あの人も受けている肺がん検診 40歳〜69歳の2人に1人が受けています。」が開催され、アーティストの河村隆一さんとタレントの青木さやかさんが登壇。自身の肺腺がん経験を振り返りながら、早期発見の重要性について語りました。
肺がん検診、受けていますか?
2025年3月19日、アストラゼネカ社が主催する肺がん検診啓発イベント「あの人も受けている肺がん検診 40歳〜69歳の2人に1人が受けています。」が開催され、アーティストの河村隆一さんとタレントの青木さやかさんが登壇。
自身の肺腺がん経験を振り返りながら、早期発見の重要性について語りました。
肺がんは日本のがん死亡原因第1位
肺がんは、日本におけるがん死亡原因の第1位であることをご存知でしたか?
2023年には約13万2000人が新たに肺がんと診断され、約7万8700人が亡くなると予測されています。
初期段階では自覚症状がほとんどなく、咳や息苦しさを感じる頃にはすでに進行しているケースが多いため、定期的な検診が重要とされています。
河村隆一「早期発見で救われた」
河村隆一さんは2018年の健康診断で肺に“すりガラス状”の影が見つかりました。
当初、内科医からは経過観察を提案されましたが、呼吸器外科の医師は「胸壁に近いため、進行すれば一気にステージが1から4に進む可能性がある」と手術を勧めました。
2019年初頭に手術を受け、「早期発見で本当に良かった」と振り返ります。
「健康には気を遣っていました。自覚症状も全くありませんでした。でも、専門医の先生のおかげで、ステージ1のうちに手術ができた。手術後、肺活量の低下を心配しましたが、結果的に問題なく歌手活動を続けられました。非喫煙者でもなると知り驚きましたが、正しい知識を持つことが大切ですね。」(河村さん)
術後は経過順調で、2025年には東京ドーム公演を含む41公演を成功させました。
「後輩たちには、人間ドックを受けているか必ず確認します。40歳を過ぎるとがんのリスクが上がるので、ぜひ検診を受けてほしい。」と語ります。
青木さやか「まさか自分が肺がんになるとは思わなかった」
青木さんは2014年に初めて人間ドックを受けた際に肺腺がんが発見されました。
「40歳でまだ元気だし、必要ないと思っていましたが、半ば無理やり受けて発見されたので...最初は間違いかと思いました」と、結果的に受診したことで早期発見につながったと振り返ります。
「婦人科系のがんは気にしていましたが、肺がんは男性の病気というイメージが強く、自分がなるとは思っていませんでした。発覚後はお金、生活、仕事などあらゆることが不安になりました。」(青木さん)
2017年に手術を受け、術後わずか3週間で仕事復帰。現在も経過観察を続けながら、元気に活動を続けています。
「がんになったことで健康への意識が変わりました。毎年、自分の誕生月に検診を受けるようにしています。検診を受けることで安心感も得られるし、家族や友人にも勧めています。」と語ります。
早期発見の重要性
日本では40〜69歳の2人に1人が肺がん検診を受けています。特に会社員は定期的に受診する機会がありますが、自営業や主婦(夫)の方は自発的に申し込む必要があります。
「早期発見だったからこそ、手術をするかどうかを自分で選択することができた」と青木さん。「特に主婦(夫)や自営業の方は、自分から動かないと検診を受ける機会がないので、大切な家族のためにも定期的に受けてほしい」と語りました。
河村さんも「自分が元気でないと、人を元気にすることもできない」とし、「がん患者になったからこそ、人に勇気や笑顔を届けることができると感じた。病気だからといって誰かを支えられないわけではない。だからこそ、検診を受けて早期発見につなげてほしい」と呼びかけました。
検診で自分と家族の未来を守ろう
アストラゼネカは2020年から「肺がん啓発プロジェクト」を推進しており(特設サイトhttps://www.haigan-tomoni.jp/haigan_kenshin/)を公開し、検診の重要性を伝えています。
肺がんは誰にでも起こり得る病気ですが、発見が遅れると、治療の選択肢が狭まるだけでなく、生活の質にも大きな影響を及ぼします。定期的な検診によって、早期発見・早期治療につなげることが大切です。
特に40歳以上の方は、定期的な検診を受けることで、大切な自分自身と家族の安心を守っていきたいですね。