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自宅でキッチン栽培!ハーブの上手な育て方・活用法

磯部 久美子

バジル、ミント、ローズマリーなど、この時期はお花屋さんに行くと可憐な花や葉が清々しい香りで癒してくれます。今回はキッチンにあると重宝するハーブや上手な育て方、ドライハーブの作り方、ハーブティーの美味しいいれかたなどを伝授します。是非、ハーブを生活の中に取り入れて楽しんでください!

今がチャンス!ハーブを育てて潤いのある毎日を

フレッシュなハーブが店先に並ぶ季節、今は苗が簡単に手に入ります。

ハーブならキッチンの窓辺に、テラスにと少しずつ寄せ植えして、ハーブティーにしたりお料理に使ったりと使えます。


単なる観賞用としてだけはもったいない!!ハーブを毎日の生活に取り入れるだけで、潤いある毎日が過ごせます。

今回は、ハーブ初心者の方へ、ハーブの基本知識と上手な育て方、活用法などをご紹介しましょう。


(1)キッチンにあると重宝するハーブ

★バジル・・・カプレーゼやピッツァマルガリータなどのイタリアンに大活躍のハーブ。5月くらいから9月くらいまで楽しめます。パスタに載せるだけでもワンランクアップしちゃうあると便利なハーブです。

★ミント・・・アイスクリームに載せたり、ミントティーにしたり、市販のお菓子に添えるだけでグッと素敵になります。多年草なの一度植えれば長期間楽しめます。

★ローズマリー・・・肉や魚の臭みを消し、香りつけをするハーブです。揉みながら使うと香りがより引き立ちます。鶏肉や豚肉のローストに。ただお料理に添えるだけでも美味しく、香りと華やかさが加わる嬉しいハーブです。

★イタリアンパセリ・・・普通のパセリと同様にトッピングに使ったり、サラダの中に入れたり、幅広く使えます。

★タイム・・・消化促進、強壮作用があり、ハーブティーにすれば、喉の痛みや頭痛を鎮め、疲労回復にも効果が。肉、魚、魚介、卵料理と幅広く使えます。

★チャイブ・・・浅葱の仲間で、西洋ハーブの中では香りが強くなく和の料理にも合います。ヨーロッパでは、〈チャイブのないポテトサラダには魂がない〉と言われるほど、よく使われるハーブです。



(2)ハーブを元気に育てるポイント

ハーブの苗は、ビニール製の小さなポットに植えられた状態で売られています。
お気に入りの苗を買ってきたら、必ず植木鉢に植え替えましょう。

ずばりポイントは、目をかけてあげながらいじめるです。


置く場所は、いつも見えるところ、ベランダやテラスなどで栽培することをお勧めします。


植物の育成に大切なものは、水、太陽、土です。ハーブは、日当たりの良い環境で育てる事が一番です。


大切なことは、水をあげすぎないこと。そして土の中まで完全に乾燥したら、たっぷり水をあげる事です。

ヨーロッパの乾燥した環境に適しているハーブ、その環境に近い状態にしてあげてください。


そしてちぎったり、切ったりしてマメに使うこと。フレッシュなハーブが余ったら、グラスに挿してキッチンやテーブルに飾ってあげるのもよいでしょう。

グリーンを飾るだけでもお部屋がパッと明るくなります。
グラスに挿したら、水をこまめに取り替えると長持ちします。

ハーブによって適した環境も違いますので、意識してあげましょう。

・乾燥を好むハーブ・・・オレガノ、セージ、ゼラニウム、タイム、ラベンダー、ローズマリー

・湿気を好むハーブ・・・コリアンダー、ミント、パセリ、レモングラス、ワイルドストロベリー

・暑さに強いハーブ・・・オレガノ、バジル、レモングラス

・日陰を好むハーブ・・・チコリ、ミント、ルバーブ、ワイルドストロベリー


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