お正月の手作りテーブルセッティングのアイディア!箸袋、箸置き、お年玉袋は和紙で手作りコーディネート (2/2ページ)
お正月のテーブルセッティングにはぜひ手作りのものを取り入れたいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、伝統的な「折形」という礼法を現代風に取り入れ、和紙で箸袋、箸置き、お年玉袋を手作りするアイディアをご紹介いたします。
お年玉は手作りの鶴の祝い袋で
現在のお年玉は、お金が主流ですが、元々はお餅だったのです。
その語源は、『年魂』といい、歳神様の御魂分けのことでした。
鏡餅は、歳神様へのお供え物。そのお下がりのお餅を『おとしだま』と呼んだのが今のお年玉になったとされています。
こうした由来から、お年玉は、『目上から目下へ』と渡すのが原則です。
ですから年始回りの際には、目上の方のお子様に『お年玉』としてお金を渡すのは失礼にあたります。
どうしても差し上げたい時は、図書カードや文具券等を小さな祝儀袋に入れて贈ると良いでしょう。
お年玉袋にお金を入れる時も注意が必要です。
紙幣は肖像がある方が表ですから、開いた時に表が見えるように表を内側にして、左⇒右の順で軽く三つ折りにします。
新年の最初の贈り物です。なるべくきれいな新券が気持ちがいいですよね!年末に用意しておきましょう。
そして、素敵な和紙で手作りした特別なお年玉袋だったらさらに素敵ですよね!
万能に使える「縁紅紙」は買い置き必須
お祝いの席の前に買い置きしておくと良いもの。
それが『縁紅紙』。
菓子敷紙として売っているところもあるようです。
これがあれば、箸袋にしたり、箸置きを作ったり、お金を包んだり、色々と活用できます。
もちろん和菓子の下に敷くことも。本当に便利です。
お正月のおめでたい席や何か特別な時に、ティッシュではせっかくの雰囲気が台無しですよね。
ぜひ、ひとつ揃えておくことをお勧めします。
お正月のテーブルコーディネートはぜひ手作りで
来年のお正月は、ちょっと自分で作ってみようかな?という気持ちになっていただけたかしら?
日本の和の心をそっと食卓にも添えることで、きっと気持ち良いお正月が迎えられると思います。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。