知っておきたい大人女子のマナー 暑中見舞いと残暑見舞いの違いとは?
もうすぐ梅雨も明け、太陽のまぶしい真夏がやってきますね。 この季節、一度は暑中見舞いや残暑見舞いの手紙やはがきをいただいたり、送ったりした経験があると思いますが、暑中見舞いとした方がいいのか、残暑見舞いとした方がいいのか、迷ったことはありませんか。 今回はそんな「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の意味や、その違いについてご紹介致します。
季節の挨拶をするのはなぜ?
日本では四季の移り変わりに挨拶状を送ったり、直接訪問をしてご挨拶をしたりといった習慣があります。
季節の節目の挨拶は、日頃お世話になっている方や久しくお会いしていない方への近況報告や、お相手の安否を気遣うためのコミュニケーションの一つともいえるでしょう。
「暑中見舞い」、「残暑見舞い」の「見舞う」とは?
「暑中見舞い」、「残暑見舞い」には語尾に「見舞い」という言葉が付きます。
「見舞う」とは、訪問する、といった意味や、また見廻る、巡視するといった意味があります。
病人の方の元へ足を運ぶ際に、「お見舞い」という言葉を使いますが、これもお相手の様子を訪ねる、ねぎらいの行為です。
「暑中見舞い」、「残暑見舞い」についても、夏の季節にお相手の元へ近況をうかがうために訪ね、ねぎらいを図る行為を指したといえます。