褒められるの苦手?褒め言葉を上手に受け取ってコミュニケーションスキルをランクアップ
褒められたら嬉しいはずなのに、どう反応していいか分からなかったり、素直に受け取れなかったりと褒められるのが苦手な方はいませんか?褒められ上手になってコミュニケーションスキルをランクアップさせるコツをご紹介します。
褒められるのは得意?苦手?
人との会話の中で必ず出てくる「褒め言葉」。
外見であっても内面であっても、人の良いところを見つけて「褒める」のは素敵ですよね。
特に、CAをはじめとして接客業に従事している方は、お客様とのコミュニケーションにおいて、素敵だなと思ったら口に出してお伝えするようにしているのでは。
その反対に、意外と「褒められる」のは苦手という方も多くいます。
どう対応していいのか分からない、とっさに「そんなことありません」と否定してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ褒められるのを苦手と思うのか、褒められたらどう対応すればいいのか、褒められることを無理に得意にする必要はありませんが、「褒められる」スキルを上げられれば、コミュニケーション能力もランクアップします。
褒められのるが苦手な理由1:どう反応していいか分からない
海外に行くと、「褒める」というのはとてもフランクに行われています。
ちょっとショッピングで入ったお店でも「今日の服素敵ですね!」と声をかけてもらうことも多くあります。
なのに、日本で「褒められる」とどうしても「いえいえ、そんなことありません」と思ってしまいますよね。
日本ではそのように「褒め合う」文化があまりないことと、褒められたら謙遜するのが美徳とされている文化なので、実際に褒められるとどう対応していいのか分からないという人が多いと言えそうです。
褒められるのが苦手な理由2:褒められ慣れていない
急に他人から褒められると、「この人は私のことを騙そうとしてる!?」「本当にそう思っている!?」など裏を読みたくなる方も、褒められるのが苦手な方だと思います。
なかなか素直に受け取れず、警戒してしまったり、「私なんてそんなことないのに!」と全力で否定してしまったり。
褒められるのが苦手な人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
「自分はすごいなんて思っていないのに、やたらと褒められるから居心地の悪さを感じてしまう」というように、他人から見た自分と自分が思う自分にギャップがあると、「褒められる」ことを苦手と感じてしまいがちです。
褒められるのが苦手な理由3:ハードルが上がりプレッシャーになる
「褒められた!嬉しいけど、次失敗したらどうしよう」と、褒められて認められたことが逆にプレッシャーになるという人も。
褒めた人はそこまで考えていなくても、褒められるとこのように受け取ってしまうこともありますよね。
このように、必ずしもみんながみんな「褒められたら」嬉しいと思えるわけではありません。
そして、言葉の受け取り方は人それぞれなので、無理に好意的に受け取らなくてはいけないというわけではありません。
でも、せっかく褒めてくれたことを上手に受け取ることで、コミュニケーションスキルもその人との関係性もよくすることができます。