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オーストラリアのワイルドライフの楽しみ方〜釣り Vol.2〜 (2/2ページ)

田村奈緒美

オーストラリアにはこの土地ならではのワイルドライフを楽しめるアクティビティが沢山あります。前回に引き続き、日本ではなかなか経験出来ないオーストラリアの「釣り」についてご紹介致します。

まだまだ釣りの旅は終わりません!


さて、このようなワイルドな釣りを朝5時半から3時くらいまでした後、また4時間かけて、ブリスベンまで帰ります。


「家に着くまでが遠足」とよく言いますが、私たちの場合は、

「家に着いて、魚を捌き、 キッチンを片付け、ご近所さんにお届けするまでが釣り」です。


前回の漁では、マグロ2匹、スマカツオ1匹、サワラ3匹、ピンキーという良く分からない魚1匹、イカ13杯が釣れたので、すべて捌くのに5時間半かかりました!!


次の日には必ず筋肉痛になります。


マグロ

マグロ


尾びれを折らないとクーラーボックスに入らないほどのサイズです。何回捌いてもマグロには苦戦させられます。


サワラ

サワラ

これも大きなサイズですがマグロに比べると骨が柔らかく、身が軽いので捌きやすい!


アサヒガニ

大きな漁船に乗って漁に出た時はspanner crab(アサヒガニ)もGET。


よく見ると気持ち悪いですね。


苦労して捌いた後は…

様々な調理法で新鮮なお魚を頂きます。

自給自足丼


名付けて「自給自足丼」

マグロは脳天と中落ちもしっかり取って、乗せています。


イカめし

イカはお刺身、イカリング、ゲソの醤油バター焼き、そしてこのようにイカめしにして頂きました。


この他にも、カツにしたり、漬けにしたり、味噌に漬けたりして楽しんでいます。



しかし、これだけ捌くとキッチンが言い表せないほど凄い事になります。


写真をお見せ出来ない程です。


主婦からすると、後始末も非常に手間がかかるのです…。


日本にいる頃は、綺麗に処理されたお刺身や切り身がスーパーに売っているのが当たり前でしたが、今は捌いてくれている人や便利で何でも揃っている豊かな環境に感謝の念が尽きません!


処理の事を考えると「もう当分嫌だ!!もう釣りは勘弁して!!!」と毎回思うのですが、やはりHarvey Bayの美しさ、自然の壮大さ、魚との駆け引き、かかった時の興奮、必死の格闘、手にした時の嬉しさ、そして苦労して自分で釣った魚を食べるという、より一層の幸福を感じられる瞬間の為に、やはりまた釣りに出かけてしまいます。


いつの間にか釣りが好きになってしまいました。笑


ガイドブックではあまり紹介されていない、オーストラリアの自然や釣りを楽しみたい方は、釣り上級者でも、私のような初心者でも、是非挑戦してみて下さい!


オーストラリアの自然や釣りは楽しい


きっと一生忘れられない思い出となる事でしょう。

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