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おもてなしの達人になる美しい盛り付けの基本~初級編~ (2/2ページ)

磯部 久美子

よく「お料理は目で食べる」という言葉を聞きますよね。美しく盛り付けられたお料理を前にすると、本当にもったいなくて食べれないと思うことがあります。それくらいに盛り付けはおもてなしの大切な一要素です。盛り付け次第であなたのお料理が数段アップするはず。ここではそんな美しい盛り付けをするための基本をご紹介しましょう。


(3)盛り付けのポイント

①空間を生かしてすっきりと

皿など平たいものに盛るときは、立体的に山と谷を作り、あしらいは手前に置きます。 
小鉢に盛るときは、天盛りをしてお料理を引き立てましょう。

②分量は多すぎないように

一食分全体の分量が盛り付けの分量の目安になります。適当な空間があり、少な目のほうが食欲をそそります。

③季節感を盛り込む

紅葉、南天の葉、松葉、花などを添えます。和食で一番大切なものは季節感です。

④味の混乱を避けましょう

料理の取り合わせにおいて、彩や形の変化、見た目の美しさも大切ですが、味の相性がまず第一です。

⑤食べやすいサイズで

お箸で食べやすい形に切ります。一口か二口で食べられる大きさに切ります。
大きいまま出すときには、隠し包丁などを入れる配慮を。



いかがでしたか?

盛り付けはその人のセンス次第で無限にアレンジが可能ですが、そのためには基本を覚えておくことが大切です。

少しの心がけで日々の食卓におもてなしの心が表現できるはずですよ。

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