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知らないと損!最近話題のMCTオイルとダイエットの関連性、味覚の変化とは?

RINA

最近話題のMCTオイルについて専門家の方々から詳しく学ぶことができる「MCTプラス・コンソーシアムメディアセミナー」に参加してきました。今更聞きづらいMCTオイルやダイエットにも影響大の「ケトン体」について、MCTオイルと味覚の関係性についてなど、セミナーの内容を皆さまにもシェアいたします。


最近話題のMCTオイルについて学べる「MCTプラス・コンソーシアムメディアセミナー」に参加

最近テレビCMなどでも目にすることが多い「MCTオイル」、皆さまはご存知ですか?


今年2022年(4月から6月)の国内MCTオイル市場は約6.7億円と過去最高を更新していて、今注目度が高まっているオイルなのです。


昨今では食に対して質にこだわる方が増えていますが、その中でも質の良いオイルをカラダに取り入れたいという願望を叶えてくれるのが、今ブームとなっているMCTオイルなんです。


そんなMCTオイルについて専門家の方々から詳しく学ぶことができる「MCTプラス・コンソーシアムメディアセミナー」に参加してきました。


セミナーでは、株式会社グローバルニュートリショングループ代表取締役社長の武田猛さん、虎ノ門中村クリニック院長中村康宏先生、管理栄養士/料理研究家の金丸絵里加さんが、国内外におけるMCTの市場やケトン体について、MCTオイルの生活への取り入れ方やレシピ、MCTオイルと味覚の関係性などを分かりやすく解説してくださいました。


ここではそのセミナーの内容をみなさまにもシェアいたします。



左から株式会社グローバルニュートリショングループ代表取締役社長の武田猛さん、RINA、

管理栄養士/料理研究家の金丸絵里加さん、虎ノ門中村クリニック院長中村康宏先生




今更聞きにくい。そもそもMCTオイルって何?

MCTオイルとは、『中鎖脂肪酸』100%の油のことで、主成分はココナッツなどのヤシ科植物の種実にも含まれています。素早くカラダに吸収されてケトン体を生成し、エネルギーになりやすいといった特徴があります。

一方、オリーブオイルやなたね油、アマニ油やえごま油などは長鎖脂肪酸と呼ばれている油に分類されています。


虎ノ門中村クリニック院長中村康宏先生によるとMCTオイルには3つの最強ポイントがあるとのこと。1つ目はケトン体を生産しやすい点、2つ目は素早くエネルギーになりカラダに蓄積されにくいこと。そして最後に体脂肪を燃やしやすくする効果があるとのことです。




ダイエットにも影響大!ケトン体とは何か?

「ケトン体」とは脂質から作られるエネルギー源のことを言います。一般的に普段私たちはブドウ糖をエネルギー源としてカラダを動かしたり日々生活をしています。糖質の摂取が多い状態ではブドウ糖をエネルギー源とする「糖燃焼回路」を使用しているのです。


しかし、糖質の摂取を抑えることにより体内の蓄積された脂肪からケトン体が作られるようになり「脂肪燃焼回路」が働くようになります。それにより脂肪が燃えやすいカラダへと変化していくのです。


糖質制限ダイエットが即効性があるのは、糖燃焼回路ではなくケトン体による脂肪燃焼回路からエネルギーが使われるからなんですね!




MCTオイルで無理なダイエットを回避

糖質制限や食事制限など無理なダイエットを続けていくのは大変ですよね、私も若いころに比べて痩せにくくなったり、食べたいものを我慢出来ずに挫折したことがあります。


MCTオイルを摂取することでケトン体が増え、無理に糖質制限する必要もなく、健康的に体脂肪を燃やしてくれるなんて、とても心強いですよね。


また、MCTオイルの低用量・短期間摂取による簡易試験(小さじ1杯×2週間を普段の食事の中に)を行ったところ、血中のケトン体濃度が1.7倍、ウエストサイズ(全体平均)-1.8cmという結果が出たそうです。また、太りやすい人と太りにくい人では、太りにくい人のケトン体が多いという結果も出ているそうです。


太りやすいのは体質のせいだと諦めていた方に朗報です!太りやすい人でもMCTオイルの摂取を継続していくとケトン体の数値が増加する結果も出ているそうなので体質を理由に諦めていた方も是非MCTオイルを試してみて下さい。


また、ケトン体はダイエットに効果があるだけではなく、疲労回復・代謝促進・睡眠の質の向上・抗老化・持久力の向上などにもパワーを発揮するんだそうです。普段の食生活に取り入れてより一層健康的に過ごしていきたいですね!





欧米を始め海外諸国ではすでに「ケトブーム」

株式会社グローバルニュートリショングループ代表取締役社長の武田猛さんによると、既に海外ではケトン体を作り出すための食生活が浸透しているようで、関連商品が数多く市場に出ているそうです。そういった関連商品の事を「ケトフレンドリー」と謳ったり、商品名に「KETO」の文言が入っているそうです。



食用油と味覚の関係性

管理栄養士/料理研究家の金丸絵里加さんによると、舌には水溶性と脂溶性の2種類の味蕾があり、両方が機能することにより味が伝わりやすくなるそう。そのため、油を摂取すると満足感や満腹感も得られ、美味しさと満足に繋がるのだそう。


食用油には食事の満足度を高める重要な決め手があります。


1つ目に味・風味を溶かし込む。2つ目に味を和らげる。3つ目は口あたりを滑らかにする。4つ目に美味しさを長続きさせる。最後にコクを創り出すとされています。


実際に食用油をプラスすることで、味覚にどのような変化があるのか検証した実験があります。


1. みそ(無添加)

2. みそ×サラダ油

3. みそ×MCTオイル


の組み合わせで試験を行ったところ、MCTオイルが含まれたお味噌汁の旨味とコクの数値が有意にアップしました。味覚検証試験からもMCTオイルの効果が証明されているのですね。






衝撃の変化!MCTオイル有無の食べ比べ



実際にセミナー中に“オンオイル”の価値を体験するMCTオイルをプラスしたお味噌汁とゆで鶏ときゅうりの梅あえとMCTオイルをかけていない状態のものを試食させて頂きました。


食べた瞬間驚きました。MCTオイルをかけたゆで鶏はしっとりとしていてコクがあり、梅の酸味がオイルでコーティングされていることによりマイルドに感じました。


お味噌汁もMCTオイルがない状態と比べてより旨味を包み込んでくれるようなまろやかさを感じました。食べ比べた時にこんなにも違いがはっきりとする事には非常に驚きました。


私自身、2歳の娘を育てているのですがお肉やお魚などパサつきがあると飲み込むのが難しいようで口から出してしまう事が多く、鶏むね肉やささみなどはしっとりと出来上がるようにインターネットで調理方法を検索して作ってみたりしているのですが、MCTオイルをプラスするだけでゆで鶏がしっとりとしていてパサつき感を感じられなかったので家庭でもすぐに取り入れたいと思いました。


また、日ごろお仕事をされていてご飯を作る時間が限られている方も手軽に取り入れる事ができ、そして健康にも良いというのは非常に魅力的ですよね。


最後に、MCTオイルの特徴や使用上の注意点、保管方法などをまとめます。



MCTオイルの特徴

1. 無味・無臭だからどんな料理にも合う

MCTオイル自体ににおいや味はついていません。なのでサラダやコーヒー、お味噌汁やオイル漬などいろいろな食材に使用する事が出来る万能油です。手作りドレッシングを作る際にもMCTオイルを使ってカラダに良いドレッシングを作ることが出来ますね


2. 酸化しにくい

MCTオイルは酸化の原因となる酸素と結合しにくい性質があるため、酸化しにくい油とされています。



3. 加熱調理には注意が必要

MCTオイルは発煙点が低く150度くらいで煙が出てしまうため炒め物や揚げ物など直接加熱する調理には使用できません。しかし、炊飯やケーキの材料に練り込んで加熱することは可能です



4. 少量で効果が出る

MCTオイルの1日の摂取量は10g未満が目安です。ヒト試験ではそれよりも少ない量でも体脂肪減少などの効果が認められています。


5. 常温保存が可能

開封前・開封後も常温、暗所での保存が可能で、冷蔵庫に保存する必要はありません。一般的な油と比べて賞味期限も長いことが特長です。


最近では、MCTオイルが配合されたドレッシングソース、おにぎりや鯖缶、プロテインバーやサラダチキンの他、お菓子類など幅広いカテゴリーで広がりをみせているそうです。


MCTオイルは気軽に取り入れる事ができ、健康やダイエットの味方であることからも皆様も是非1度試してみて下さいね。



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