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最初の難関!アメリカ系CAが直面したファーストネーム文化 (2/2ページ)

羽蘭

アメリカでは同僚、上司関係なくファーストネームで呼び合います。慣れるまでは大変ですが、そこはフレンドリーなアメリカ文化。早く慣れて同僚と円滑なコミュニケーションをしましょう。

キャプテンのアメリカンジョーク

今でも忘れられない、ユーモアのあるキャプテンとご一緒した時のことです。

やっとひとり立ちしてブリーフィングでもファーストネームで自己紹介ができるようにはなったのですが、今度は新たな問題に直面しました。


それは、全員の名前を覚えることです。

それもみんなもちろん英語の名前。


そのことを知ってか知らずかある日のブリーフィングで、キャプテンが「僕の名前はジョンです。日本でジョンって犬の名前なんでしょう?僕の名前を忘れたら犬を思い出して!」と笑顔で自己紹介。

もちろん、冗談なのですが当時の私はそんな冗談が通じるほどの余裕はありませんでした。

今だったら「じゃあ今日は私の言うこと聞いてね!」とかうまく切り返せたでしょうが、当時の私は「ジョンという犬は私の家のまわりにはいません。」と普通の回答をしてしまいました。

今思ってもつまらない切り返しをしてしまったなぁと後悔しています。





TPOによる使い分けも大切

普段は、相手が上司でも気軽にファーストネームで呼び合うことができるアメリカのエアライン。

しかし、もちろんお客様に対しては、MR,MRS,MS,DRなど必ず敬称を用いてお呼びします。

また、アメリカでも社外の人に対して、あるいは子どもが他の子供の両親など目上の人に対してお名前を呼ぶ場合はMR,MRS,MS,DRなどの敬称を使います。

つまり、カジュアルな場面とビジネスの場面にて、きちんと使い分けることが大切です。



アメリカのエアラインにご搭乗の際は、ぜひクルーをファーストネームで呼んでみて下さい。

みんな気さくに答えてくれてきっと会話がはずみ、現地の情報なども快く教えてくれますよ。

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