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最初の難関!アメリカ系CAが直面したファーストネーム文化

羽蘭

アメリカでは同僚、上司関係なくファーストネームで呼び合います。慣れるまでは大変ですが、そこはフレンドリーなアメリカ文化。早く慣れて同僚と円滑なコミュニケーションをしましょう。

なかなか慣れないファーストネーム文化

アメリカのエアラインで働くことになって、一番最初に戸惑ったのはお互いをファーストネームで呼び合うこと。


小さい頃から、自己紹介は名字+名前の全部または名字だけで行うことに慣れていた私には少しハードルが高いことでした。


実は、それまでファーストネームだけで呼ばれたこともなかった私!


日本では両親やお友達にも○○ちゃんなどと呼ばれることも多く、ファーストネーム文化に慣れるまでは呼ばれてもなんだかしっくりこない日々が続きました。


しかし、慣れてしまえば簡単です。

誰でもお互いを気軽にファーストネームで呼び合えるので、仲良くなるのも早いです。

今回は、そんなアメリカならではのファーストネーム文化をご紹介いたします。




ブリーフィングでファーストネームを言えなくて

初フライト前のブリーフィングでの自己紹介の時のことです。


私の番が来た時、頭ではファーストネームで自己紹介する!と分かっていたのですが、英語を話すことで精一杯の私はいつものように名字を言ってしまいました。 

「大失敗!」と心の中で思いながらも訂正することもなく、日本からアメリカに向けて長い空の旅が始まりました。 

一緒のキャビンで働くクルーは新人の私に気を使ってくれて、名前ぐらい呼んであげようと思ったらしくメモをとっていたようですが、メモされているのはもちろん私の名字。


サービス中は、反対側の通路から私の名字を連呼しながら様子を伺ってくれました。

同僚の気遣いが嬉しかったのですが、常に名字で呼び捨てにされている私を見て日本人のお客様はくすくす笑っていらして、とても恥ずかしかったのを覚えています。


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