大事なのは確実な意思疎通!外国人の同僚と良好な関係を築くコツ
外資系CAを経験し、外国人クルーとどうコミュニケーションすることが大切なのかを学びました。言葉でつまずく可能性があるからこそ、自分の思っていることを正確に伝えることが大切で、暗黙の了解は通用しないということを意識しましょう。
意思疎通の大切さと大変さ
長い外国での英語の訓練を終え、ついに憧れの制服に身をつつみ、大空に向けてテイクオフ!
訓練生のうちは日本人の先輩について見よう見まねで仕事を必死で覚えます。
質問も日本人の先輩に聞けばよかったのでもちろん、日本語を使うことができ安心でした。
問題はその後・・・。
やっとひとり立ちしてなんでも一人でしなければならなくなると、自分で外国人クルーとコーディネイトしながら働かなくてはなりません。
そんな時大事なのはコミュニケーション。
そのためには相手に自分の思っていることをしっかり伝えること、相手の言っていることをしっかり理解することが大事になってきます。
CAの仕事はチームワークが大切。
お互いを理解することでそのフライトがうまくいくかどうか決まるといっても過言ではありません。
特に外国人クルーとのコミュニケーションの必要性をご紹介いたします。
簡単に使いがちなmaybeの落とし穴
私が意味を間違ってしまっていた単語「maybe」。
私はこの「maybe」を肯定的な意味での「多分」と考え使っていたのですが、アメリカ人にとって「maybe」は「どっちでもない」という意味に捉えるそうです。
そうとも知らず新人の私を気遣って食事に誘ってくれた外国人クルーに対して、もし疲れていて行けなかったら悪いから「yes」じゃなくて多分行くという意味で「maybe」と答えたりしていました。
今にして思えば、相手にあまり行きたくないと思われたり、なんて失礼なことをしてしまったんだろう!と恥ずかしくなります。
逆に誰かを誘って「maybe」と言われても「多分行くよ」という意味だと思っていました。
そのため、来なかった時になんていい加減な人と思ってしまったり。
ある時、「なんで君はいつもmaybeと言うの?」という質問をされて本当の意味を知った時はびっくりして、落ち込んでしまいました。