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客室乗務員(CA/キャビンアテンダント)が使うCA業界用語集をご紹介!Episode1 (2/2ページ)

CA Media編集部

客室乗務員(CA/キャビンアテンダント)が機内で使っている単語を聞いて「???」と思われたことはありませんか?各業界に業界用語があるように、客室乗務員の世界にもよく使われる用語があります。ここではそんなCAのよく使う用語集をご紹介いたします。

CA業界用語集 ~仕事編~

Duty(デューティー)

役割分担のこと。

使用例)Cabin Duty、Galley Duty、レスト⇔Duty


Crew(クルー)

乗務員のこと。運航乗務員=Cockpit Crew、客室乗務員=Cabin Crew。客室乗務員の間ではCabin Crewを略し、自分たちのことをクルーと呼ぶことが多い。

例)Crew bus、Crew




スチュワーデス

以前はスチュワーデスと呼ばれることが多かったが、性別を問わない呼称を推奨する世界的な動きにより現在ではあまり使用されなくなった。



スッチー

スチュワーデスの略語、「スッチー」もよく使用されていた。



フライトアテンダント(Flight Attendant)

日本では客室乗務員、キャビンアテンダント(CA)という呼称がメジャーだが、海外ではフライトアテンダントという呼称が主に使用されている。キャビンアテンダント(Cabin Attendant)は和製英語と言われている。



コックピット

正式には操縦室のことだが、パイロットの意味で使われることも多い。客室乗務員の間ではパイロットとは呼ばずコックピット(コックピットクルーの略)と呼ぶことが多い。



チーフ

チーフパーサーの略。客室内の責任者。



ジュニア

新人のこと。もしくはフライトメンバーの中で最も社番が若いCAのこと。



ジュニアデューティー

ジュニアが行う業務のこと。暗黙の了解で決まっている。早く出社してフライトに必要な書類を準備する、チェックインする荷物の数を数える、全員揃っているか人数を数える、先輩が雑用をしようとしていたら率先して「私がやります!」と言う、などなど限りなくある。



ショーアップ

出社時間のこと。国内線、国際線、機材によって時間が違うが、だいたい出発時刻の1時間半前くらいに設定されている。



ブリーフィング

フライト前の打ち合わせのこと。その日の予約状況、客層、サービスプラン、注意点などを綿密に打ち合わせする。



デブリ

デブリーフィングの略。フライト後にその日の振り返り、反省などを話し合う。



PA

Public Addressの略。機内アナウンスのこと。



Dead Head

機内サービスを行わず客席に座って移動するDutyのこと。旅客人数としてカウントしないことからDead Headと呼ばれる。



フェリー

旅客を乗せずに飛行機だけ移動させること。



Stowage

収納棚のこと。



ストッパー

カートなどについているストッパーのこと。急に揺れたときもカートが滑って行かないように、ジュースを注ぐ一瞬の間であってもストッパーを踏んでカートを固定するようにしている。



ラッチ

収納扉や棚などが離着陸の衝撃で開いてこないように付けられている金具のこと。航行中でも急な揺れに備えてこまめにラッチをかけるようにしている。



ダブルチェック

一度自分でチェックした後再度他のCAにチェックしてもらうこと。安全確認は漏れがないように必ずダブルチェックを行う。新人でもベテランでも関係なく必ず行うこと。



スキップ

ドリンクやミールサービスの際、オーダーを取るのを飛ばしてしまうこと。スキップが発生しないように振り返りながらサービスをする。



触手確認

離着陸時、荷物を収納している上の棚がしっかりロックされているか手で触って確認すること。一見ちゃんと閉まっているように見えても離着陸の衝撃で開いてしまうこともあるので、入念にチェックする。 




CAには業界用語がいっぱい!

ぜひ、ご搭乗の際は、CA同士の会話も聞いてみてください。きっと、ここでご紹介した業界用語が飛び交っているはずです。

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