意外?!あなたの知らないCAの怖ーい現実
どんな職業にもある怖い裏の世界。入社してから「イメージと違った」と思うことは多いのではないでしょうか。ドラマなどの影響で華やかなイメージを持たれがちなCAという職業ですが、その裏には怖い現実も?!ここではそんな気になるCAの現実を、現役CAがこっそりお伝えします。
誰も教えてくれなかった外資系航空会社の現実
もうすぐ日本は卒業式、入学式、入社式シーズンですね。きっとみなさんもOBの先輩方や学校で聞いた話を元に、新生活にドキドキワクワクしているのでは無いでしょうか?
そんな不安と期待でワクワクしているみなさんに少し厳しい、だけど知っていて良かった、誰も教えてくれない外資系航空会社で働く現実をお伝えします。
他業界にも共通することもあるかと思いますので、「こんな面もあるんだ!」と思いながら読んでいただけたらと思います。
協調性
この言葉は面接のたびに耳にタコができるほど聞いていた人も多いはず。「仕事で大切そうなのは何となく分かる、だからアピールしとこう!」そう思っていたあなた、正解です。
でも実は仕事だけではなく、プライベートでも大切なのです。ここではそれぞれの場面における協調性の大切さと、それがないと待ち受ける怖い現実をお伝えします。
仕事面:協調性がないと授業についていけないことも
私の働く外資系航空会社は4000人以上の多国籍CAが活躍しています。訓練は訛りの強い英語、しかし日本人だからと言って補講も特別な授業もありません。
4ヶ月間みっちりと鍛えられます。そんな時に大切にして欲しいのが協調性。
グループディスカッション、グループアクティビティーで必要なのはお分かりと思いますが、私が特におすすめしたいのは、日本人とばかり固まらず、誰でもいいので少なくとも1人、自分の話を辛抱強く聞いてくれるローカルの同期を見つけておくということ!
帰国子女でないかぎり、聞いているつもりでも聞き逃したり、意味の分からない事が絶対に出てきます。そんな時に日本人の友達しかいなかったら、みんなで「どうしよう、どうしよう」と窮地に立たされてしまうことになってしまいます。そんな時に気兼ねなく質問できるローカルの同期がいると、とても助かります。
また、授業で分からないことを聞くときにおすすめなのはグループチャットです。色々聞きたいし電話しちゃいたのは分かりますが、質問を簡潔に書いて送るほうがおすすめです。ミスコミニュケーションも防げますし、後で分からなくなったときにもう一度メール確認する事もできます。
これはCAだけでなく、駐在員の方、留学生の方にもあてはまるかもしれませんね。
また、色々助けてもらった同期にはお礼をすることを忘れずに!日本から持ってきたお菓子などでお礼すると、とても喜ばれますよ。
プライベート:協調性がないと食事を食べそびれてしまうことも
訓練が終わり無事に空へと飛び立つと、ステイ先では自由時間です。先輩達は色々なお店やレストランを知っています。せっかくならステイ先で美味しいものを食べたり、素敵なお店を覗いてみたいですよね?
そのためには協調性が必要不可欠。外資系では自分から発信しなければ、それぞれに自由に過ごしたいと受け取られる節があります。そうするとおすすめのお店なども教えてもらえず、初めて訪れた土地ではどのお店に入っていいか分からず途方に暮れてしまいます。「お店の閉店時間が早いから気を付けて」など現地ならではの情報も教えてもらえないと、食べようと思ったときにはお店が閉店してしまっていて、食事を食べそびれてしまうなんてことも。
ステイ先は新たな世界を見て、初めての経験をできるチャンスに満ち溢れています。あなたの持ち前の協調性を活かして自ら先輩・同僚・後輩などをお誘いして素敵な時間を楽しみましょう。