ONでもOFFでも有効!人間関係を壊さない上手な断り方 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

ONでもOFFでも有効!人間関係を壊さない上手な断り方

kico

常にお客様のことを第一に考えるCAの仕事ですが、時にはNOを言わなくてはいけない場面もあります。お仕事でもプライベートでも人間関係を壊さない上手な断り方を伝授します。

常にYESでは成り立たない

CAの仕事は、お客様第一。

しかし、常にお客様の言うことを聞いているわけではありません。

時には、相手がお客様であってもNOを言う必要があります。

特に、安全に関しては妥協できません。

しかし、NOを言うことってとっても勇気がいりますよね。

相手が怒ってしまったらどうしよう、嫌われたらどうしようと思うのは自然なことです。

今回は、仕事でもプライベートでも人間関係を壊さない上手な断り方をお教えします。




一貫性が必要

「お断り」する時に大切なのが、一貫性を持つこと。

さっきは大丈夫と言ったのにやっぱり断る、または先ほどはお断りしたのにやっぱり確認したら大丈夫だったということが続くと、信頼が失われます。

人が変わる場合も一緒です。

例えば、客室乗務員Aは膝の上の手荷物はそのままで大丈夫と言ったのに、客室乗務員Bは膝の上の手荷物をそのままにするのは断ったとなると、お客様はどっちが本当に正しいのかわからず混乱してしまいますよね。

断る時はしっかりと断る。

その情報は共有し、誰に確認が入っても答えがぶれないようにすることが大切です。




代替案の提案

相手からの依頼を断る時は、ただ断るだけじゃ印象が悪くなってしまいます。

CAの場合は必ず代替案を提案することや、他の良さを伝えるように心がけています。

例えば、機内販売でどうしても欲しいものがもう売り切れていてないという場合。

ただお客様のご要望を「もう売り切れました」の一言で終わらせるのではなく、さらに良い代替商品をご案内することを忘れません。

お客様によっては、代替商品を気に入って購入してくださることもあります。

ただお断りするだけではなく、代替案を提案することはとても大切です。


次のページ:上手に断るための謝罪よりも大切なこと


SCROLL