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笑顔が「硬い」「わざとらしい」のお悩みを解決!CA流笑顔の使い分け法 (2/2ページ)

清水 裕美子

機内ではいつも笑顔を心がけているCAですが、実はTPOに応じて笑顔を使い分けているのをご存知ですか?「堅苦しい」、「わざとらしい」などのイメージを持たれてしまう方必見!初対面で自然と打ち解けるための、相手との距離感に応じた笑顔の使い分け法をご紹介いたします。


笑顔が硬いと思われてしまう人の対策

笑顔が硬いと思われてしまう人によくあるのが、会話が結構続いているのに、いつまでも2の笑顔のまま表情が固まっているケース。


「常に笑顔で、失礼のないように」と意識しすぎていると、そのまま表情が固まってしまいます。


会話が盛り上がってきているのにいつまでも2の笑顔のままでいると、相手によっては「社交辞令で笑ってくれてるのかな」、「あまり距離が縮まらなさそうだな」と思ってしまいます。


相手との距離感がグッと縮めてくれるのは、やはり3の大きな笑顔。

会話が弾んできて笑うタイミングがあれば、恐れずにクシャっと大きな笑顔で笑ってみると良いでしょう。


CAはこの大きな笑顔を出すタイミングを作るのが得意です。


お客様とのたわいもない会話の中でも、相手がちょっと面白いことを言おうとしてくれていると感じたらすかさずそれをキャッチしたり、自分の失敗談や面白い体験を話してみたりして、積極的に大きな笑顔を出すタイミングを作ります。


機内での時間は限られているので、一人のお客様とゆっくり会話をする時間はなかなかありませんが、ほんの数十秒の会話の中でもできることです。




積極的に笑うことで心からの自然な笑顔に

上記のように笑うポイントを積極的に探すことで、最初は作り笑顔だったとしてもだんだんと本当に楽しくなってきて心からの笑顔になるというメリットも。


「常に笑顔でいなくちゃ」と意識するよりも、ずっと効果的。


ただ、だからと言ってずっと大きな笑顔でいると「へらへらしている」、「本当に伝わっているのか」と思われてしまうこともあるので、メリハリが大事です。


「笑顔でいなきゃ」と義務に感じるのではなく、積極的に笑顔になるチャンスを探すことで、自然と1の微笑みの顔と3の大きな笑顔が出るようになり、笑顔のバリエーションが増えていくはずです。


出会いの季節、ぜひ参考にしていただければ幸いです。




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