CAは語学が堪能って本当?実際英語力はどのくらい必要? (2/2ページ)
CAというと語学が堪能だと思われることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。実情をお伝えします。
CAは同僚と話すのにも英語が必要?
外資系航空会社の場合、同僚のほとんどは外国人のため、英語はもちろんのこと、その国の言葉も話せるとベター、という状況となります。
しかし、国内の航空会社はどうなのでしょうか。
日本の航空会社であっても、シンガポールベース(基地)、ロンドンベース、フランクフルトベースなど、さまざまな国の乗務員と一緒にフライトする機会がある場合があります。
外国人乗務員は自分の住む国から乗務してくるため、日本発のフライトでは帰り便として乗務することになります。
主にその路線を乗務しているため、様々な国を幅広く乗務している日本人CAよりも、その路線の特性やお客様の特徴にも熟知していることが多い外国人CA。
そんな外国人乗務員と上手にコミュニケーションをとることは、フライトをスムーズにこなすためにとても重要になってきます。
そんな時に語学力はとても大事!
日本人どうしのコミュニケーションだと、言わなくてもわかってくれる「あうんの呼吸」のようなものが存在することもありますが、初対面の外国人CAには、そんなものは通じません。
とにかく話をし、そのフライトのサービスについて事細かく説明をし、同意を得ておかないと、ぎくしゃくしてしまったり、不満な気持ちにさせてしまうことがあります。
いかがでしたでしょうか。
機内サービスでは、いわゆる「英語がペラペラ」というほど英語が話せなくても、なんとかなるのがCAの仕事。
しかし、お客様との会話や、同僚とのコミュニケーションでは、より高いレベルの英語力が求められます。
乗務を始めても、語学を勉強し続けるCAが多いのもうなずけますね。
ご参考になりましたら幸いです。