桃谷順天館がオンラインコスメ博物館をオープン!新ブランド「レグラージュ」の使い心地レポ
桃谷順天館がオンライン上のコスメの博物館「Cosmetic Museum(コスメティック ミュージアム)」を4月23日(火)にオープン!139年の歴史の中で築き上げた60,000通り以上の処方の中から生まれた、新スキンケアブランドの「レグラージュ」が登場。「コスメティック ミュージアム」と「レグラージュ」を実際に試した感想を、普段見ることはできない桃谷順天館の社内の様子とともにご紹介していきます!
日本で初めて西洋医学を用いた化粧水「美顔水」を作った会社「桃谷順天館」。
現存する日本最古の化粧品専門研究所として、139年の歴史の中で築き上げた処方の数は60,000通り以上にもなるそう!
どのような処方があるのか気になりますよね。
なんと今回、60,000以上の処方の中から研究マスターとお客様の声を元に厳選した87アイテムが、スキンケアライン「REGLAGE(レグラージュ)」の第一弾として発売開始となります。
2024年4月23日(火)オープンとなったECサイト「Cosmetic Museum(コスメティック ミュージアム)」では、オンライン上のコスメ博物館を回り、自分に合った「レグラージュ」のコスメをマッチングしてくれるサービスを体験できます。
オープンに先駆けて、こだわりの詰まった桃谷順天館大阪本社を見学させていただきました。
ここでは、普段見ることのできない化粧品を開発する研究所の様子や、「コスメティック ミュージアム」の使い方、「レグラージュ」のラインナップをご紹介いたします。
美術館のような社内
人と地球の美しい未来を作るというコンセプトを掲げる株式会社桃谷順天館の大阪本社は、まるで美術館のようなインスピレーションが湧いてきそうな空間。
エントランスを入ると豪華なシャンデリアが出迎えてくれますが、このシャンデリアの中に桃谷順天館のシンボル、桃の形のガラスが隠されているという、「隠れミッキー」のような仕掛けも。
ロビーには日本初の西洋医学処方化粧水「美顔水」の初代ボトルや弱酸性化粧水の先駆け「明色アストリンゼン」など、「日本を変えた千の技術博」でも展示された桃谷順天館を代表するアイテムがディスプレイされています。
ロビー横には、200種類もの精油や香水がディスプレイされた「perfume legend」と名付けられた打ち合わせ部屋があり、実際に社員やゲストが香りを調合し試してみることもできるのだそう。
化粧品の開発から効果測定まで本社内で徹底的に行う!
桃谷順天館大阪本社には、化粧品を開発する研究所と、それを実際に効果測定する研究所があり、社内でスピーディーかつ細やかなコミュニケーションが取れるのが特徴。
3階にある研究所では、たくさんの成分が並んでいて、研究者の方々が成分の選定や配合などを研究されています。
粉類は飛散を防ぐため別室で管理されていて、プレストファンデーションの色の調合や硬さの調整などが行われています。
実際に化粧品に配合する香りを調合する部屋も。
そこで作られた処方を2階の研究所で、実際に効果測定を行います。
温度と湿度が一定に管理された環境の中で肌の測定を行う部屋や、化粧品を使用した前後で角質やキメ、毛穴の数、肌の奥に潜むシミの数などがどのように変化するかを測定する測定評価室、細胞を培養して実験する細胞培養室などが全て同じフロアにあります。
効果測定の研究員の方は、改善点や提案したいことがあればその足ですぐに3階に上り伝えると話されていました。
このように納得いくまで何度も試行錯誤して丁寧に作り上げた処方だからこそ、人々の支持を得て、こんなに長い歴史を刻んでいるのだなと感じました。
「一期一会」お客様との出会いを大切にする社内風土
桃谷順天館の技術力は海外からも注目されていて、本社に来訪されるお客様は国内外問わず多いといいます。
そのような時には、社内にあるお茶室でおもてなしをするのだそう。
お茶室には創業者桃谷政次郎氏の和歌山の実家から受け継がれたという桃の釘隠しが。
お茶碗やお棗も2代目社長である桃谷政次郎氏が愛用していたものが受け継がれていて、和歌山の創業の地にあるお茶室では、今でも社内のお茶会が開催されることもあるのだそう。
社員の方々にお話を伺うと、桃谷順天館のスタートとなった土地を訪れることで、身が引き締まる想いになったり、インスピレーションが湧いてくると話されていました。
創業者の理念や想いが、今も社員たちにしっかりと引き継がれている様子に感動しました。
コスメのオンライン博物館「コスメティック ミュージアム」とは
2024年4月23日(火)オープンとなるECサイト「Cosmetic Museum(コスメティック ミュージアム)」は、 60,000通り以上の処方を築き上げてきた桃谷順天館ならではの、コスメのオンライン博物館のような新しいサービス。
オンラインで質問に答えていくだけで、約60秒ほどで厳選された87通りのラインナップの中から、コスメ研究マスターが自分に合ったコスメをマッチングしてくれます。
私も早速試してみたところ、「大人のゆらぎ敏感肌」セットをご提案いただきました。
ただマッチングするだけでなく、同年代の肌スコアとの比較や、肌の水分油分のバランス、課題やお手入れのポイントなども詳しく解説してもらえるので、自宅にいながらデパートのコスメカウンターでカウンセリングを受けているような感覚。
色々な化粧品を試してみたい、楽しみながら化粧品を選びたい、何を選んでいいか分からないからアドバイスが欲しい、といった方にぴったりな新感覚のサービスです。
調律コスメ「レグラージュ」のラインナップ
「コスメティック ミュージアム」で展開されるブランドは、今回新たに誕生した「REGLAGE(レグラージュ)」。
「レグラージュ」とはフランス語で「調律(調整)」という意味で、年齢や環境ストレスによって不安定になりがちな肌と心を調律するという意味が込められているのだそう。
「効果・成分・テクスチャ・香り・フリー条件」といった処方や肌質によって選べる 87タイプの豊富なラインナップが揃っているので、季節によって肌質が変わったり、これまでのスキンケアが急に合わなくなったというようなスキンケア難民に陥りがちな方には心強いですよね。
展開アイテムは、ピーリング、クレンジング、洗顔、導入液、化粧水、美容液、乳液、クリーム、オールインワンで、トレンドに合わせてビタミンC、レチノールなどの高濃度美容液のラインナップもあります。
エコでミニマルなスマートパウチ容器
そして特徴的なのがパッケージ。
環境に配慮したミニマルなスマート容器で、詰め替える必要はなし!
最後まで使い切れるよう、檜のチューブ絞りとコスメを立てて置けるスタンドも初回のセットでついてくるのだそう。
28日間で使い切れるサイズなので、使用量や効果の検証もしやすく、季節ごとにその時の肌に合ったベストな化粧品をセレクトし続けることができるので、日々のスキンケアがますます楽しくなりそうです。
使い終わったら小さく丸めて廃棄することができるのもエコですよね。
インテリアに馴染むくすみ系のおしゃれなカラーが可愛く、化粧水は水色、クリームはピンクなど、アイテムごとにカラーが決まっているので、統一感のあるデザインながら、視覚的にも見分けやすくなっています。
カルテ風のデザインに処方ナンバーが記載されているのも、スキンケアの気分を盛り上げてくれますよね。
実際に使用した感想
「コスメティック ミュージアム」で診断結果をもとにおすすめいただいた「大人のゆらぎ敏感肌」セットを実際に使用してみました。
まずは化粧水。
一般的なボトル容器ではないので、化粧水は量の調整が難しいのではないかと思ったのですが、実際に使用してみると少量ずつ調整しながら出せる仕様ですごく使いやすく驚きました。
4月に入ってから色々と忙しく、睡眠不足が続いていて肌の調子もまさに敏感気味であまりよくなかったのですが、滲みたりピリピリすることもなく安心して使えました。
エマルジョンはトロッとした心地良い触感。肌にスッと伸び、ベタつくことはないのにクリームはいらないのではないかと思うくらいの保湿力でした。
クリームは柔らかさがあり、想像以上に肌馴染みが良かったです。
Tゾーンがベタつく混合肌のため、重めのクリームは苦手なのですが、こちらはしっかり保湿してくれるのに軽めの使い心地なので気持ちよく使うことができました。
どれも刺激なく使えるので、今後ゆらぎ肌がどのように改善していくのか楽しみです。
2024年4月23日(火)オープンとなったECサイト「Cosmetic Museum(コスメティック ミュージアム)」ぜひ覗いて肌診断を試してみてくださいね!