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「機内にお医者様はいらっしゃいますか?」で実際に起こっていること 1/2

実は、CAならば誰もが経験したことのあるのが、このシチュエーション。実際に機内ではどんな事態が起こっているのか、その裏側をお話します。

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「機内にお医者様はいらっしゃいますか?」で実際に起こっていること

機内で急病人が出てしまったら

CAは救急救命の訓練をしっかりと受け、フライトの際は必ず救命救急の証明書を携帯しています。

うっかりでも証明書を忘れてしまうと、乗務できません。

また、1年毎に、筆記と実技の試験を受け、更新が必要です。

また、フライト前のブリーフィング(ミーティング)では、毎回、口頭での質疑応答があり、答えられない場合は乗務することができなくなります。

救急救命に十分な知識は十分もっているので、あまり深刻ではない場合は、CAで対処することができます。

と言っても、やはり心配なシチュエーションの時、判断に迷う時は、プロフェッショナルな方にお手伝いしていただいた方が安心。

安心なのはCAだけでなく、救護を必要としているお客さまも、きっとお医者さまの方が安心ですよね。

とは言え、アナウンスをすることによって、お休み中のお客さまの邪魔をしてしまいます。

また、お客さまの中から申し出て下さるお医者さまは、搭乗券を購入してくださっているお客さま。

簡単な判断で、CAの業務をお手伝いしていただくわけにもいかないのが現実です。

その判断は客室責任者、または機長が緊急着陸も視野に入れて判断し、行います。

今回は実際にCAが体験したエピソードをご紹介します。




そもそもお医者さまはいるの?

アナウンスをした場合、筆者や筆者の周りの友人CAの場合ですが、100%お医者さまが搭乗していらっしゃいました。

また、筆者の勤めていた航空会社では、アナウンスの際、「お医者さま」という表現を使うことは禁じられていて、「医療従事者」と表現するようになっています。

患者さんの症状はアナウンスしないので、獣医さんや歯医者さん、皮膚科の先生などがお申し出くださることも。

お申し出いただいた際は、必ず客室責任者が免許を確認させていただき、実際にお手伝いしていただくかどうかを判断します。


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