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LCCで海外へ!限られたサービスで国際線機内を快適に過ごす基本3選

kico

LCCで海外に行くのがとても便利になりましたね。しかし、LCCの旅は価格を抑えられる分、サービスが限定されてしまいます。機内食もブランケットもないLCCだからこそ機内で快適に過ごすコツをご紹介します。

LCCで海外へ!

LCCは格安航空会社と言われていますが、本当の意味はコストが安い航空会社。

コストを削ることで浮く費用が、旅客の航空券代金の安さとして還元されています。

コストを削ることで発生しているのが、サービスの削減。

国際線でも機内食はなく、機内エンターテイメントもなく、ブランケットや枕のサービスもありません。

大きな手荷物を預ける場合は有料です。

このように、LCCのサービスは上手に引き算がされています。

今は海外旅行もLCCで気軽に手軽に行ける時代。

せっかく旅行費用を抑えられるチャンスなので、自分の工夫でLCCでも国際線機内が快適に過ごせるコツをご紹介いたします。




温度調整はいつも以上に配慮して

どんな飛行機でも、機内での温度調整は苦慮します。

多いのが冷えすぎていること。

それに加えて、LCCではブランケットの無料サービスは基本的にありません。

温度調整は自分にすべて任されます。


私がLCCに乗る場合に持ち込むのは、脱ぎ着の簡単なパーカー、ブランケットにもなるストール。

そして、お休み用の着圧ソックスです。

スカートを履いていても、足元が冷えそうでも着圧ソックスがあれば靴下代わりになるので足元もポカポカ。

むくみ防止にもなるので一石二鳥です。

スカートの足先から着圧ソックスが見えてしまうのは見た目は残念ですが、機内での温かさ確保には代えられません!




機内食は自分で準備が基本

LCCの場合、無料の機内食サービスはなく、有料で機内で購入することになります。

機内での購入もいいですが、もちろん価格は通常の1.5倍~2倍くらい。

現地に着いたらすぐにご飯!というスケジュールの人も多いかと思うので、自分で軽食を用意するのが賢いですね。

機内ではにおいが充満して他のお客様に迷惑をかけることにもなりかねないので、バイハンドで簡単に食べられるスナックやサンドイッチなどの持込がオススメ。

そして、要注意なのがドリンクの持込です。

気合を入れて自宅でサーモマグなどに準備して行ったり早めにペットボトル飲料を買っても、国際線は液体物持込NGなのでセキュリティで泣く泣くさよならすることになります。

セキュリティを通り、出国すると必ず飲み物やお菓子を扱う売店があります。

飲み物はそこまで我慢!


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