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ヨーロッパ旅行をさらに楽しむ!デタックスの基本をおさらい

kico

ヨーロッパでは、旅行客は支払う必要のない付加価値税の払戻を受けることができます。手続きが面倒と思わずに、免税の基本をおさらいして、ヨーロッパ旅行をさらに賢く楽しみましょう!

ヨーロッパ旅行のもう一つの楽しみ・デタックス

長期休暇や新婚旅行の旅行先として人気が高いのがヨーロッパ。

歴史ある街並みやおいしい食事、簡単に何カ国かを巡ることができるのも人気の理由ですね。

そんなヨーロッパのもう一つの楽しみはお買い物!

旅行客にとって嬉しい免税制度・デタックスは上手に活用できていますか?

今回は、ヨーロッパ旅行では外せないデタックスの基本をお伝えします。




デタックスって何?

ヨーロッパでお買い物すると、実は購入金額には内税で付加価値税(VAT)という日本の消費税のようなものが含まれています。

国によりますが、VATは8%~27%とかなり高額!

そして、その一部は旅行者は支払う必要がないもののため、所定の手続きを行えば還付を受けることができます。

それがデタックスです。



デタックスの条件

旅行者、つまりヨーロッパの非居住者が受けることができる免税手続きなので、第一条件として購入した商品をヨーロッパの外に持ち出すことが必要となります。

そのため、非居住者である保証になるパスポートの提示も欠かせません。

お買い物の際にはパスポートを提示できるように携帯しておきましょう。

また、TAX FREEなどの免税手続きマークがあるお店でお買い物する必要があります。

マークを提示していないお店もあるので、都度確認するのがオススメ。

そして、1日1店舗での購入金額が免税金額条件を越えている必要もあります。

免税対象額は国ごとに違うので、ヨーロッパに行く前に確認してみてくださいね。




お店での手続きは?

手順1
購入時にRefund Checkをしてもらい、輸出販売明細書を作成してもらいます。
その際、パスポートの提示が必要です。

手順2
払戻方法を選択します。
現金、クレジットカードへの入金、銀行小切手の自宅への郵送から選べますが、筆者は大体クレジットカードへの入金を選んでいます。

手順3
作成してもらった書類のパスポート番号、名前などを確認しましょう。
書類は帰国時に必要なので、なくさないように!


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