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国際線CAは見た!日本人と外国人の子育ての違い 1/2

環境や習慣が人格を形成すると言われますが、もしかしたら子育ての段階で、国によって違いがあるのかも?国際線乗務中の機内での出来事から、海外の子育てや国民性の違いを比べてみました。グローバル社会を生き抜く子育てのヒントを見つけていただけたら幸いです。

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国際線CAは見た!日本人と外国人の子育ての違い

子育てにおける国民性の違いとは?

文化や習慣などの環境が人格を形成すると言われます。よく「典型的な日本人だよね」などと言ったりしますよね。


それでは、そもそも日本人らしさとは何なのでしょうか?子育てにおいて国民性の違いはあるのでしょうか?

国際線機内での出来事から、日本と海外の子育てや国民性の違いを比べてみました。



親主体の日本人、子供主体の外国人

お子様に搭乗記念のおもちゃや機内食をお渡しする時、「何が良いですか?」と子供に聞くと、日本人の場合、横に座っている親が子供に代わって「○○ください。」と言って選んだり、「○○が良いんじゃない?」と選択を促す場面をよく見ました。


CAは忙しいから迷惑をかけないようにとの思いから、親が主体となって決めているのだと思います。私自身も「人様に迷惑をかけないように」と言われ育てられました。この子育てが日本人らしい「他人を思いやる気持ち」や「気遣いの心」を育てるのかもしれません。


一方、海外(特に欧米系)の親は、「ほら、何にするの?って聞いているよ。」とだけ子供に言い、自分で決める機会を与え、自分の口で言わせます。親が出来るだけ口を出したり手を出したりせず見守ることで、主体性や自主性を育てているのだと思います。小さい子供でも積極的に堂々と発言する外国人はこのような育て方をされたからなのでしょう。


積極性という面で言うと、儒教や仏教では「自分がして欲しくないことは人にもしてはいけない」と教え、キリスト教では「自分がして欲しいことを人にもしなさい」と教えます。この文化の違いも積極性の違いに影響しているのかもしれませんね。



謙遜する日本人、褒める外国人

「とてもしっかりしたお子様ですね。」とお子様の話をした時のことです。日本人の親は「いえいえそんなことないですよ!」と言い、外国人の親は「そうなのよ!良い子でしょ?何でも一人で出来るのよ」と言いました。


日本には謙遜し控えめに振る舞う文化があります。子供のことを褒められると、謙遜や恥ずかしさ、相手がどう思うかなど人間関係を心配して、「全然そんなことないですよ!」など否定の言葉を返すことがよくあります。しかし、それを聞いている子供が自己肯定感の低い子になってしまうというデータもあるとのこと。謙遜の美徳も日本人らしい良い部分ではありますが、肯定的な言葉で返すように心がけたいと、私自身とても勉強になりました。


海外の国では、良いところを褒められているのだから、褒められたら受け入れるのが当然という文化なのだと思います。本音と建前などなく、自分が正しいと思うことや善悪の基準がストレートに行動に表れているように感じました。


日本人は「周囲と足並みを揃える」「出る杭は打たれる」と言ったように集団意識が強く、外国人は他人の目や周囲の意見にとらわれず堂々と自分のことを主張するといった個人主義が強いという違いがあり、どちらが良い悪いというわけではありませんが、バランスが大切なのかもしれません。

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