ヒントは飛行機の中に!小さな子供がいても実践できる安全で簡単なテーブルコーディネート
視界に入る物全てに興味津々な子供がいるからこそ、一手間かけておしゃれなテーブルを演出したい!今回は、小さな子供がいてもできる、安全面と手軽さを重視したテーブルコーディネートのポイントを伝授します。
子供がいるとテーブルコーディネートを控えてしまう3つの理由
「うちは小さな子供がいるからテーブルコーディネートなんて無理」と諦めている方はいませんか?
小さな子供がいらっしゃるご家庭で、テーブルコーディネートを控えてしまう理由は大きく分けて以下の3つです。
1)テーブルクロスを引っ張って、食器が割れて怪我に繋がる。(安全面)
2)忙しくて、テーブルコーディネートをする暇がない。(時間面)
3)子供が小さいうちは、テーブルコーディネートなんて無理と最初から諦めている。(精神面)
実はこれらは全て工夫次第で解決できることです。
テーブルコーディネートの目的は、「料理がより一層美味しく見えるための空間づくり」です。視界に入る物全てに興味津々な小さな子供がいるからこそ、一手間かけておしゃれな空間を演出してみてはいかがでしょうか。
こちらの写真で使用しているアイテムは、全て小さな子供がいても使用可能なアイテムばかりです。
今回はテーブルを華やかに見せるために欠かせない、テーブルクロス、ナプキン、カトラリー、食器、フラワーの5つについて、安全性と手軽さを重視した賢い選び方のポイントを伝授いたします。
1)テーブルクロスよりもプレイスマットを
テーブルコーディネートに欠かせないテーブルクロス。しかしテーブルクロスは引っ張ったら、テーブルの上にあるものが全部倒れてしまうという危険性も。子供が小さい時期におすすめなのがプレイスマットです。
素材は汚れてもすぐに拭けるビニール素材のものが重宝します。
おすすめはChilewich(チルウィッチ)のプレイスマット。チルウィッチは一流ホテルやレストランで使用されているアメリカブランドで、自宅ダイニングテーブルを華やかにしてくれます。
最近は100円ショップなどでも可愛いデザインのものが手軽に入るので、テーブルコーディネートテーマに沿った絵柄のクロスや、季節感が感じられる色のクロスを選んでみるのも良いでしょう。テーブルに統一感が出ますよ。
イベント時などテーブルクロスを使いたいというときは、使い捨てのビニール製テーブルクロスを使うという手もあります。プレイスマットから徐々にステップアップすると良いでしょう。
2)布ナプキンと紙ナプキンは状況によって使い分ける
ナプキンは素材によって特徴があります。
天然素材のリネンやコットン製は汚れを吸着しやすく柔らかい肌触りがメリット。
ポリエステル製は洗濯した際に汚れが落ちやすくシワになりにくいので扱いやすいのがメリット。
ご家庭によって、使いやすいものを選びましょう。
洗濯が面倒な場合は、布ナプキンの替わりに紙ナプキンを使用してもOKです。
紙ナプキンの場合は、ナプキンホルダーを使用して、ナプキンの束を一箇所にまとめて置くと見栄えも美しくなります。スイーツタイムなど、子供の口や手を何度も拭く場合はたくさん紙ナプキンがあった方が便利ですね。
3)カトラリーセットはプラスチック製のものなら安心
写真で使用したのは、プラスチック製のフォークとナイフ。軽くて刃先も鋭くないので、保護者が一緒に座っている場合には子供が持っても大丈夫です。
ステンレスやシルバー製カトラリーを使用する場合は、重くて鋭い刃先のものがあるので注意が必要です。
4)多目的に使用できる食器を選ぶ
お子様が小さいうちは、食器の材質選びに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
以下に、小さなお子様がいても使いやすい素材とそれぞれの特徴をご紹介します。
・メラミン樹脂
アウトドア食器としてよく使用されている丈夫な材質。熱いものを入れることができ料理が冷めにくい。
・プラスチック
安価で手軽に買える一方、耐熱性がなく汚れが付着しやすい点がメラミン食器よりも劣る。軽くて割れにくい。
・ペーパー
最大のメリットは、使い捨てなので大人数のパーティーで重宝する。温かい食事にも対応している。
・ウッド
天然木の中でも強度や耐水性のある木材が食器に使われている。スギ、ヒノキ、ケヤキ、サクラ、ブナ、カエデ、アカシアなどが一般的。一つ一つ個性があり、使えば使うほどに味がでるのが人気の理由。
ご紹介した材質でできた食器はいずれも割れにくいという共通点があり、子供が触っても安心です。
割れて粉々になるガラスや陶器はやはり避けた方が安心です
材質にこだわるのと同時に、アイテムがMulti purpose(多目的に使用できる)であると素晴らしいです。
例えば、子供が触って落としても大丈夫なような深さのあるメラミンカップを選んだとしましょう。
一般的には飲み物を入れるカップですが、見方によってはフェイクフラワー用の花瓶やLEDキャンドルホルダーとしても使えるのです。アイテムを購入する際、決め手の一つは、「使い回しがきくアイテム」を選ぶことです。