元CAマナー講師がこっそり教える、去り際の美しい女性になれる秘密3つ
「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがあります。「立ち去るものはあとが見苦しくないようにきちんとするべきである」という意味です。この言葉は、女性が意識すると、さらに美しい女性になることができる指針にもなると筆者は考えています。2019年のスタートに合わせて、昨年よりもさらに美しく、品性を感じさせる女性になりませんか。
品の女性は去り際まで美しい
一つ一つの行動を意識し気をつけていても、なかなか最後まで実践できる人は多くありません。
行動の終わり、去り際まで意識を抜かず、品格を保つことを心がけてみれば、品格のある女性として周りからの視線も変わります。
「立つ鳥跡を濁さず」
このようなことわざにもあるように、去り際まで美しさがある女性はさらに美しく見えるのではないでしょうか。
具体的に行動に移してみたい例を3つご紹介します。
カフェやラウンジを出るときは
友達とお茶をしたり、仕事の合間に立ち寄ったり、打ち合わせをしたりなど、日々の生活の中で、カフェやラウンジを利用する機会は多いですね。
お店を出た後、使用したカップやグラスはお店の方が片付けてくれますが、使ったお手拭きや、コーヒーカップ、お水のグラスなどが、あちらこちらに置かれていると、片付けてくれる方も気持ちがよくありませんよね。
カフェやラウンジでは周りの方がテーブルの近くを通り、テーブルの上の様子が目に触れることもあります。
使ったお手拭きやカップ、グラスなどは一つにまとめておくと、使った後のテーブルがすっきりして見えますよ。
また、片付けをしてくださるお店の方への気遣いも表すことができます。
ホテルや旅館をチェックアウトするときは
年末年始に旅行をして、ホテルや旅館を利用した方も多いのではないでしょうか。
チェックアウトするとき、利用した部屋がどのような状態になっていると、ルームメイクをしてくださる方が気持ちよく片付けることができるでしょうか。
ベッドは起きた時に布団をめくったままの状態ではなく、形だけでも戻しておきます(もちろん利用したのですから、シーツやカバーのしわなどはもとには戻りませんが。)。
シャワールームでは洗面台に飛び散った水滴をさっと拭いて、タオルを一か所にまとめます。
ルームメイクの方とお会いすることはあまりありませんが、ほんの少し整えておくだけで、利用した人の品格が垣間見える「使用後」になります。