元CA(客室乗務員)マナー講師直伝!美しい立ち居振る舞いの秘訣は内くるぶし?
空港内を歩いているCAや乗務しているCAを見て、姿勢がいいなぁと思ったことはありませんか?実は、CAもどのような立ち居振る舞いが美しく見えるのか、日々研究しています。今回は、美しい立ち居振る舞いについて詳しくお伝えします!
姿勢は印象を左右する?基本の姿勢
まず、美しい立ち居振る舞いの第一歩は、正しい姿勢です。
小さい頃は多くの人が正しい姿勢だったはず。
でも、長年の様々な生活習慣によって、だんだんと姿勢が崩れてくるのです。
正しい姿勢で生活することは、見た目に美しいだけでなく、腰痛や肩こりなどの体の悩みの改善にも効果を期待できます。
マナー講師の筆者が、美しく正しい立ち居振る舞いの秘訣をお教えします。
美しい基本姿勢のポイント
・頭は上から引っ張られるような感覚で、肩と耳を一直線上にする。
・肩の力を抜き、耳からできるだけ遠ざける。
・軽くあごを引き背筋を伸ばす。
・お腹を引っ込め、おしりを引き締める。
・膝を伸ばし、足の親指の付け根、小指の付け根、かかとにバランスよく体重が乗るようにする。
この姿勢をとると、左右の内くるぶしが自然と寄り合います。この感覚が大切!
体重が足の小指側に逃げてしまうと、ひざが曲がり、見た目にも美しくありません。
インナーマッスルが働いていないので、下半身太りの原因にもなってしまいます。
姿勢が悪いと、明るく前向きな性格の方でも、内向的でとっつきにくい印象を与えかねません。
内くるぶしを寄せ合う意識、忘れずに!
待ち合わせでも気を抜かずに!目を惹く美しい立ち方のポイント
・両足を軽く前後左右に開き、均等に体重を乗せる。
・つま先を正面から約45度外側を向ける。
・お腹を引っ込め、お腹を引き締める。
・背筋を伸ばす。
待ち合わせの時、片足重心になり、スマートフォンを操作している女性をよく見かけます。
これは美しい立ち方とは言えません。
片足重心になると、骨盤のゆがみが生じ、下半身太りや、左右の足の長さが変わる原因となることもあります。
両足を軽く前後左右に開き、左右の足裏に均等に体重を乗せると、重心は自然に左右の内くるぶしに集まり、美しい立ち方になります。
待ち合わせの相手だけでなく、他の男性に声を掛けられてしまうかもしれませんね。