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見かけだけでは通用しない!CAに学ぶ「女子力」とは?

神原李奈

みなさんが日々身に着けようと奮闘している「女子力」、それは本当の女子力ですか?10年後20年後も通用する、真の女子力を身に着けませんか。

勘違いされている!?女子力

Instagramの流行もあり、人も物も見た目重視で持てはやされる現代。

なんだか「女子力」というものが勘違いされているように感じます。

「女子力」というのは、服装がおしゃれだとか持ち物が可愛いとか、そういうものではないと思います。

今こそ身につけたい真の「女子力」についてお話をさせてください。

綺麗な日本語を話す

日本語は他の言語に比べても尊敬語や謙譲語などがあったり、同じ意味を持つ言葉も多くあり、使いこなすのが難しいですよね。

世界でもトップクラスの難しさだと言われているそうです。

だからこそ美しい日本語を話せると、より知的かつ魅力的に見えます。



残念なことに、最近「お前」や「すげぇ」など、下品な言葉遣いをする方をよく見かけます。

特に若い女性に多く、年齢的な問題や育った環境にもよるのかもしれませんが、側から聞いていても良い気分はしないものです。


また、目上の方にタメ口で話しかけたり、敬語や丁寧語をきちんと使えていないように思います。

もちろん楽しくお話をすることは良いことですが、言葉遣いには気をつけなくてはなりません。

同年代のお友達同士ではOKの流行り言葉も、目上の方には失礼にあたります。


わたしが中高生の頃入っていた部活では「先輩には敬語を使うこと」というルールがありました。

今思えば当たり前のことですが、当時はルールを守るべく、敬語を使うよう日々心がけていました。

敬語が上手く使えなかったり、面倒臭いなと思ったことも正直ありましたが、今思うと厳しく教えていただいて良かったです。


言葉遣い一つで女性らしさはぐっと増し、印象も驚くほど良くなります。

仰々しい言葉は使わなくても良いので、基本の言葉遣いはマスターしたいものです。

今は話し方に関する書籍もたくさん出ていますし、日頃から気をつけるだけで随分変わると思います。

美しい立ち居振る舞い

立ち居振る舞いが美しいと、エレガントに見えます。

座り方、立ち方、歩き方、お辞儀の仕方や床に落ちた物の拾い方まで、いつも誰かに見られていることを意識して行うと良いでしょう。

背筋を伸ばしたり、脚や手先を揃えたりするだけで、印象はぐっと変わります。

どんなに忙しいフライトでも、CAがエレガントに見えるのは、そうしたことを日常的に行っているからです。

ぜひ実践してみてくださいね。


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