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腰痛は事前に防げる!CAが実践する3つの腰痛予防術

JUNKO

腰痛は一度なると癖になり何度も繰り返してしまう人も。慢性的な腰痛に悩む方も多いのでは?今回は、腰痛になりやすい職業であるCAが気をつけている腰痛防止方法をお伝えします。

なぜCAは腰痛になりやすい!?

CAが「腰痛になりやすい職業」なのはご存知でしょうか。

お客様のお食事やお飲み物が入っている重いカートを押したり、お客様のお荷物を上の棚に入れるお手伝いをしたりと、腰に負担をかけることが多いCA。

それだけでなく、狭い機内で無理な姿勢になりがちであることも腰痛を引き起こす要因であると言われています。

このような腰痛になりやすい環境で働くCAが、腰を痛めないために心がけている3つの予防術をご紹介します。

普段から腰に痛みを感じる方、腰痛を予防したい方もぜひご参考になさってみてくださいね。




1.正しい作業姿勢を心掛ける

作業をする姿勢に問題があると、腰を痛めやすくなります。

そのためCAは、重いお食事のカートを動かす際には必ず正面に立つことを徹底しています。

お客様と接する時は正面を向くのが丁寧、と言われているのと似ていますよね。

急いでいるとついつい重いものを斜めの方向から持とうとしてしまいそうになりますが、そこはガマン。



無理をしないというのも重要。

お飲み物のサービスの時に効率よく補充をするために、ビールやワインを大量に持ちすぎて腰を痛める場合もあります。

効率も大事ですが、自分の体はもっと大事。

心を鬼にして、無理のない量を持つようにします。



座っているお客様とお話する時も、目線を合わせるために少し腰をかがめることが多いですが、中腰は腰を痛めやすい姿勢。

きちんと膝を曲げてしゃがむようにします。



お客様のお荷物をお手伝いする際には、それがどのくらいの重さかわからないことも多いもの。

軽いと思ったのに意外と重かったというときに腰を痛めることが多いので、どんな荷物も重いと覚悟して持つこともポイントです。

仕事が忙しくなり焦っているときこそ、正しい作業姿勢を保つことが腰痛を防ぐ秘訣です。




2.睡眠をきちんと取り、体調を整える

無理をしすぎて体が疲れている、睡眠不足で食欲がない、など疲れがたまって体調が悪い時に引き起こしやすいのが腰痛です。

時差ボケで眠れないことも多いCAですが、睡眠不足がたまらないよう、フライトの前日は予定を入れずに早めに就寝したり、お風呂にゆっくり入ってリラックスしたりとそれぞれ工夫しています。


眠れなくなってしまったとしても、横になっているだけで体は休めているもの。

眠れないときには食事をしっかりとるようにすると体力が復活するというCAもいます。


日ごろから頑張りすぎて疲れをためてしまう方は、疲れが限界に来る前に「早く寝る日」を作ってみたり、「何も予定を入れない日」を設定してみたりすることで、腰痛になりやすい状態をストップさせることができます。


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