元CAが語る女の園の真実!女性社会を生き抜く秘訣とは?
CAと言えば女性だらけの社会。ドロドロした人間関係が繰り広げられていて怖いというイメージがあるみたいですが、意外とそんなことはありません。もちろんいろいろなタイプの女性がいますが、女性だらけの社会での本当のところと上手に生き抜く秘訣を伝授します。
女性だらけの環境って本当のところはどうなの?
CA経験を話すと必ず言われるのが、「女性ばかりで大変だったでしょ?」の言葉。
女性だらけの環境はドロドロしている・・・と思われがちなのかそのような言葉をかけてもらうことが多いのですが、意外とそんなことはありません。
中高6年間女子高、大学も共学なのに9割が女子、社会人になっても女性だらけ。
そんな環境に身を置いた私が、女性だらけの環境の本当のところ、そして生き抜く秘訣をご紹介いたします。
女性ばかりであればみんな女性は出さない
実際、女性だけで集まっていると意外と自分たちの女性的な部分は出しません。
むしろ男性の目がないのを良いことに、少し品に欠けたり、かなり大胆に行動したりします。
そんな女性同士の集まりはサバサバしていることの方が多く、言いたいことははっきりと言い、常にスッキリとした人間関係ができあがります。
経験上、女性が女性を出すのは、周りに男性がいる環境です。
大学でも、会社でも、男性がいる環境だとその視線を気にするので、女性らしさを気にかけ、他の女性に対しても敵対の気持ちが強くなるという場面を何度も見ました。
もちろん一概には言えませんが、女性だらけでいるとむしろこれは男性の集まりなのでは?と思うほどこざっぱりしていることの方が多いのです。
怒る時も後を引かない潔さ
「昔はCAの世界は先輩のネチネチした嫌がらせがあって、ショルダーバッグにオレンジジュースを入れられていたこともあったのよ!」と先輩からお話を聞いたこともあります。
しかし、実際に働いてみると、そんなことは一切ありませんでした。
もちろん、後輩指導の一環で先輩に怒られることもあります。
しかし、その場で指導してもらったらその場で終わり。
後々まで何度も同じことを繰り返し言われるというようなこともありませんでした。
先輩たちにとっても怒ることもエネルギーを要します。
一度言ったらあとは後輩を信じてくれる人がほとんど。
何度も同じミスをしたらそれは再度指導される原因になりますが、女性同士だからと言っていつまでもネチネチと怒られる、嫌がらせされるなんてことはありませんでしたよ。