キレイじゃないと強制帰宅!?中東CAの厳しいネイル事情 | キャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア - CA Media

3000人以上のCAネットワークから情報を発信!
日本初のキャビンアテンダント(客室乗務員/CA)がおすすめする情報メディア

キレイじゃないと強制帰宅!?中東CAの厳しいネイル事情

藤原 絵里

接客中、一番に目につくのが手元。美しい手先であることはもちろん、衛生面でもきれいな爪であることが大切。そのため、ネイルには人一倍気を遣います。今回は、中東航空会社のCAのネイル事情をお教えします。

細部だからこそ手を抜けないネイル事情

CAのネイル(=爪)の長さや色は、航空会社によって色々な規定があります。

わたしが勤めていた中東の航空会社では、フライト前のブリーフィング(ミーティング)で必ずチェックされ、規定が守られていないCAはその場で直せるのならすぐに直し、直せないようなら”GO HOME!”の一言を言い渡されることに。


家に帰らせられると、その後のフライトは全てキャンセルになり、会社に呼び出され・・・と、大変なことになります。

たかがネイル。

されどネイル。

お客様の目につきやすい場所なので、とても厳しくチェックされます。




女優のネイル事情とは?

余談ですが女優をしている今は、次の役が決まるまで爪は伸ばしっぱなしです。

切って短くすることは簡単ですが、伸ばすのには時間がかかるもの。

どうしても伸ばさなければいけない時は、付け爪で対応します。


最近では、

・小学生の母親役

・昭和時代の再現VTR

・高校の先生役

・パン工場で働くおばちゃん役

という順番でお仕事を頂いたので、ずっと短いままで大丈夫でした。

今は、ホステス役に向けて、爪を伸ばしています!


今回は、CA時代の意外と厳しい!?ネイル事情をご紹介いたします。


意外と自由なネイルカラー

日系エアラインだとピンクやベージュ系の1色塗りとよく聞きますよね。

私が所属していた中東エアラインは、フレンチネイル、赤などの口紅と同じ色、透明がOKと、カラーには割と寛容でした。


ただし、何も塗っていないのはNGです。

わたしは、透明なジェルネイルかフレンチジェルネイルで対応していました。

爪が割れるのを防ぐことが出来るし、除光液で爪を痛めることも少ない回数で済むのでCAにはジェル愛用者が多いですよね。


フライト中のネイルケアは、タイやベトナム、フィリピン等、東南アジアでやってもらうことが多いです。

低価格で満足のいく仕上がりなので、CAの間でもネイルケアで人気の地域なのです。

ただ、お客様の目に触れないペディキュアは、結構派手にしているCAも多いかも!?

次のページ:CAの特権!すべすべしっとりハンドケアの秘密を教えます。

SCROLL