キレイじゃないと強制帰宅!?中東CAの厳しいネイル事情
接客中、一番に目につくのが手元。美しい手先であることはもちろん、衛生面でもきれいな爪であることが大切。そのため、ネイルには人一倍気を遣います。今回は、中東航空会社のCAのネイル事情をお教えします。
細部だからこそ手を抜けないネイル事情
CAのネイル(=爪)の長さや色は、航空会社によって色々な規定があります。
わたしが勤めていた中東の航空会社では、フライト前のブリーフィング(ミーティング)で必ずチェックされ、規定が守られていないCAはその場で直せるのならすぐに直し、直せないようなら”GO HOME!”の一言を言い渡されることに。
家に帰らせられると、その後のフライトは全てキャンセルになり、会社に呼び出され・・・と、大変なことになります。
たかがネイル。
されどネイル。
お客様の目につきやすい場所なので、とても厳しくチェックされます。
女優のネイル事情とは?
余談ですが女優をしている今は、次の役が決まるまで爪は伸ばしっぱなしです。
切って短くすることは簡単ですが、伸ばすのには時間がかかるもの。
どうしても伸ばさなければいけない時は、付け爪で対応します。
最近では、
・小学生の母親役
・昭和時代の再現VTR
・高校の先生役
・パン工場で働くおばちゃん役
という順番でお仕事を頂いたので、ずっと短いままで大丈夫でした。
今は、ホステス役に向けて、爪を伸ばしています!
今回は、CA時代の意外と厳しい!?ネイル事情をご紹介いたします。
意外と自由なネイルカラー
日系エアラインだとピンクやベージュ系の1色塗りとよく聞きますよね。
私が所属していた中東エアラインは、フレンチネイル、赤などの口紅と同じ色、透明がOKと、カラーには割と寛容でした。
ただし、何も塗っていないのはNGです。
わたしは、透明なジェルネイルかフレンチジェルネイルで対応していました。
爪が割れるのを防ぐことが出来るし、除光液で爪を痛めることも少ない回数で済むのでCAにはジェル愛用者が多いですよね。
フライト中のネイルケアは、タイやベトナム、フィリピン等、東南アジアでやってもらうことが多いです。
低価格で満足のいく仕上がりなので、CAの間でもネイルケアで人気の地域なのです。
ただ、お客様の目に触れないペディキュアは、結構派手にしているCAも多いかも!?