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良い仕事をするには「暗記力」が不可欠!女優も実践する効果的な暗記術

藤原 絵里

仕事ができる人に暗記力は欠かせません。非常時、臨機応変に対応する力も必要ですが、それも基本の知識があってこそ。とは言っても、暗記が苦手という人も多いですよね。ここでは女優活動をする私が、台本を覚える時にも実践している暗記術をご紹介いたします。

良い仕事をするために必要不可欠な「暗記力」

「暗記」というと学生時代の勉強を思い浮かべる方が多いかもしれません。
社会人になり仕事を行う中で特に「暗記力」を意識する機会はないかもしれませんが、良い仕事をするためには必要不可欠な技術です。

例えばCAのお仕事も、暗記暗記の毎日でした。

接客のイメージがあるかもしれませんが、その大前提として安全や機材についての知識をしっかり覚えていないと、フライトには望めないからです。

そして私は、CAを退職後、現在は女優としてお仕事をしています。

女優のお仕事は大好きですが、実は台詞を覚えるのが苦手!


それでも大好きな脚本や役柄ならば、自然と登場人物の気持ちになれるので、自然と言葉が出てくるのですが・・・。

次に演じさせて頂く役は、継母の役。

娘の髪の毛を引っ張って、怒鳴る、鬼のような役です。

とても好きな脚本なのですが、感情移入が難しい!

頑張って台詞、覚えているところです。


今回は、そんな私が台本を覚える時に実践している暗記方法をご紹介いたします。

暗記が苦手という方、ぜひ参考にしてみてください。


暗記力がないと失格?CAの場合

例えば前職のCAの場合。やっと航空会社に入社出来ても、サービス、ファーストエイド(救命救急)、機材の免許の筆記試験と実技試験に合格して初めて乗務することができます。

OJTを経て、一人前になっても、乗務前のブリーフィング(ミーティング)で、必ず口頭で試験があります。


責任者によって異なるのですが、自己紹介、フライトスケジュール等を確認した後、

「この機材の消火器の数は?」

「トイレで火災が起こったらどうする?」

「お客様が顔を真っ赤にして意識を失っていたら?」

「成人の正常な脈拍数は?子供は?」

などの質問が飛んできます!


聞かれたことにすぐに答えられなければ、最悪、家に帰るように言われ、空港でスタンバイしているCAと交換させられます。

交換させられると訓練に戻らされてしまいますので、知識をしっかり覚え、暗記することに関しては全く気を抜けません。


お客様の安全を守るため、良いサービスをするためにも、暗記力は必要不可欠なのです。


それでは、そんな私がたどり着いた効果的な暗記方法についてご紹介します。


意外と静かな場所より効果的?騒がしい場所で集中!

私の暗記方法の1つ目は、とにかくうるさい場所で覚えること。

敢えて集中するのに困難な騒がしい場所で覚えると、自然に覚える内容に集中出来ます。


静かな場所で暗記に取り組んでいるより、騒がしい音がBGMのように心地良くなり、内容がすっと入ってくるのです。

少し混んでいるカフェなどがオススメ!


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