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【CA→広報】4回の転職でステップアップ!〜CAの転職&セカンドキャリア体験談vol.3 (3/3ページ)

藤岡 裕美子

セカンドキャリアについて考えた時、多くの業界・会社・職種があり、それぞれの持つスキルや経験をどのように活かし、未来につなげていけばよいのか分からないという悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここでは転職をお考えのあなたへ、元CAに聞く「CAの転職&セカンドキャリア体験談」をリレー形式でお伝えして参ります。


転職をお考えの方へ


天職だと思っていたCAの仕事も、こんなに早く辞めることも想定していませんでしたし、現在の仕事も予想外のことです。

かつて私は、CAになるという夢が強すぎて、その仕事を辞めたあと、自分が何をしたいのか、何ができるのか迷った時期がありました。

しかし、頭で考えるよりも、まずは飛び込んでみることが大切だと思います。


もちろん、何にでも飛びこむ、のではなく、何か軸となるものは見つけたほうがいいと思います。私の場合、何社か経験しましたが「人が好き」で、「伝える」ことを大切にしたい、という部分は変えずに持っていました。

CAとしてのキャリアは、人脈であったり、発想であったり、思わぬところで活かすことができます。

まずは自分の強み、個性、好きなことを書き出してみてはいかがでしょうか。

自分の強み(私の場合は語学)を社会に役立てていくことが、自分に与えられたミッションだと思っています。

そして反対に「これだけはいや!」ということを見つけることも大切だと思います。



これから大切にしていきたいこと


「自分を幸せにできるのは自分だけ」というこの言葉は、以前はとても自己中心的に聞こえて、嫌いでした。

でも、いまはまさにその通りだと思います。自分が幸せでなければ、周りを明るくすることはできませんし、自分が「いい!」と思えなければ、広報として世の中に伝えることも受け止めてもらうこともできません。

これからもおもしろいモノ・コトを見つけて発信し、世の中とコミュニケーションをとり続けていきたいと考えています。



座右の銘


「人間万事塞翁が馬」

いいことも悪いことも、後になれば違う結果になって表れる、ということを今まで経験してきました。

いろんなことがありましたが、これからも何事も前向きにとらえていこうと思っています。

ぜひ、みなさまも、たくさんの人に出会って、新しい世界を見て、いろんな経験をして何事も楽しんでいてくださいね!



藤岡 裕美子

はじめまして。 藤岡裕美子と申します。 私は剣道に取り組んでいたこともあり、常に日本の歴史や文化に興味を持ってきました。 ただ、幼いころから語学が好きで、CAになることが夢だったので、つい海外に目をむけていましたが、最近では改めてドメスティックな目線が強くなりました。 日本には相手を思いやる文化が根付いていて、そこには常に美学という概念が根底にあります。 (たとえば、剣道の試合では1本取ったあとにガッツポーズをするとその1本が取り消されてしまうルールがあるんですよ!) 特に立ち居振る舞いやしつらえなどは、接客やその空間のことだけととらえられがちではありますが、日本人以上に日本文化が海外の方に評価される中、今やビジネスのみならず、様々なシーンでおもてなしの心が求められ、その心を表現するためのマナーも知らなくては、その心を相手に伝えるのは難しいと思っています。 私は、現在PRという、様々なコミュニケーションツールを用いて、“人に情報を伝える”という仕事をしています。 CAメディアでは、二十四節気など生活に根付いた和の文化や、おもてなしのマナーなど、「和」を中心にお伝えしていくつもりです。 皆さんに、ちょっとでも日々の四季感を豊かに楽しんでもらえるお話を執筆していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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