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コミュニケーション上手な人はすでに実践中!共感力の高め方 (2/2ページ)

藤原 絵里

共感する力、共感される力、それが共感力。相手の気持ちを想像し寄り添うことで、信頼関係を築きます。コミュニケーション上手な人はすでに実践している、そんな共感力についてお話します。


話をよく聞くことの重要さ

相手の気持ちを熱心にしっかり聴くことはとても大切です。

自分の考えや気持ちを早く伝えたくなる傾向がある人は、会話のペースを落とし、相手の言葉にじっくりと耳を傾けましょう。

共感するには、相手からの十分な時間と情報が必要です。

話している内容だけでなく、表情やしぐさなどからも想像して、相手の言葉の裏にある真意や心理状況を考えることが大切です。




相手の立場になることの重要さ

人によって考え方が違うのは当たり前です。

同調する必要はありませんが、相手の意見を尊重することは大事です。

ビジネスの場なら特にそうですね。

例えば、マニュアルに沿った対応は大切ですが、いつも決まった反応をするのではなく、相手の立場に立って考え行動することはもっと重要ではないでしょうか。


「シートベルトを締めたくない!」とおっしゃるお客さまに、「お客さまの安全のため締めてください。」だけでは、共感力が足りません。

想像して、共感してください。

「ベルトを締めると窮屈ですね。けれど、お客さまの安全のため、締めてください。」

「つけたり外したり、面倒ですね。けれど、お客さまの安全のため、締めてください。」

こんな風に一言添えるだけで、だいぶ印象が変わります。




観察して想像することの大事さ

日ごろから周りにいる人を観察し、どんな人なのか?何を考えているのか?イライラしているのはなぜか?など、想像力を鍛えることが、共感力を高める助けになります。

お互いをよく知り、共感するには、話すことが一番大切です。

けれど、共感力の高い人は、話す前に相手が何を考えているのか察する力がある人が多く感じます。

普段から色々な人に興味を持って観察しているので、表情やしぐさなどから考えていることや思っていることを想像できる力が育っているのかもしれません。



いかがでしょうか?

共感力を高め、円滑な人間関係やコミュニケーションに役立てられたら良いですね。




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